(仕事の面接)
わしが人を雇うか決めるときに最も大事にするのは、その人がうちの社風に合うかどうかだ
雇われの身でない私にとって、その考えはありがたいものです
そして、御社の社風を語ってくれそうな社員が来ましたよ
(うっ、マズい……)
こんにちは。ここの社風について聞いてもいいですか?
毎日笑い、抱き合い、友情を育む日々さ
コーヒーもタダ!
あいつ、気に食わないな
入る前に仕返しできてよかった
まぁ、初対面の印象って確かに大事ですが、会社に入る前に「仕返し」するほど嫌うこともないでしょうよ。
“That's music to my ears”は直訳すると「私の耳には音楽に聞こえる」、つまり耳心地がいい、朗報のこと。例えば、そりの合わない上司が辞めると聞いたとき“The boss is quitting! that's music to my ears!”などと使います。また聞いた音そのものが心地よいときにも使い、“Her voice is music to my ears(彼女の声は耳心地がいいです)”とか“The engine sound of an F1 machine is music to my ears(F1マシンのエンジン音は快適だ)”などと言ったりします。
ところで、最近“revenge(復讐)”という単語が日本では「再チャレンジ」の意味で気軽に日常会話で使われていますが、本来の意味はあくまでも相手を懲らしめる、仕返しをする、復讐する、という強い意味の言葉なので、英会話で使うときは注意してください。
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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