つまり、一歩進むたびに完成に半歩近くなるということです
その「ゼノのパラドックス」って本当にあるのか?
今に分かりますよ
(翌週)
プロジェクトの進み具合は?
先週より半歩近づいています!
ふむ。これって永遠に終わらないってことでしょう? したたかウォーリー、また新たな仕事引き伸ばし戦術を編み出したようです。
1コマ目の“How is it coming along?”とは、「進捗はいかが? うまくいっていますか?」という意味ですが、“My work is coming along”というと、何かの目標に向かって進歩している、つまり仕事がうまく進んでいるというニュアンスになります。
それに対して“My work is going along”というと、同じく仕事が順調に進んでいるという意味でも、前者と比較して「遅れているわけではなく、前に着実に進んでいる」という意味合いを持ちます。
ロケットの打ち上げを表現するときに使う“launch”ですが、ビジネスの現場でもよく、計画していた事業などのことがらを始めるときに使われます。例えば、launch a projectというと「プロジェクトの始動」、またlaunch a productといえば「新製品の発売」のことになります。
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
- 登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
- 登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
- 登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
- 登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
- 登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
- 登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.