許される最低限の品質を言ってもらえれば、いつまでにできるかお答えします
1週間でほしい
では、計画上の質の50%のものを仕上げられます
わしは自分の仕事をちゃんとしているのだろうか
私が仕事をするのをジャマするのが“お仕事”ですか?
半分の時間なら半分のクオリティー。ボスの管理能力のなさは折り紙付きですが、そんな彼でも理解できる(はずの)明快な回答。さすが、ボスの扱いには慣れているディルバート!?
「管理」といっても英語ではcontrol、manage、supervise、administerなどさまざまな単語が使われます。「経営」や「運営」などに広く用いられるmanageですが、“I managed to finish the assignment in two days(宿題を二日で終わらせることができた)”のように「なにかをやり遂げる」という意味でも使います。
また、can manageというと「うまく扱う」「なんとかできる」という意味になり、例えば“I can manage to prepare dinner while mom is out(ママがいないあいだ夕飯の準備ならなんとかできるわ)”と使います。
その他、administerは学校や会社などの公的業務の管理や運営を行うときに使います。学校の管理者のことを“school administrator”と言いますが、製品管理などを指すときには使いません。また「支配する」という意味のcontrolも「管理」の意味があり、会計管理者のことを“financial controller”と言います。
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登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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