月曜までに共有フォルダに入っているプロジェクトプランを見ておいてもらえる?
やらなきゃいけない作業をあといくつ同時に覚えているの?
なのに、これは覚えている、と?
俺を信用しろよ、ウォーリー
この作業は絶対実行されませんよ、アリ……スじゃなくて、ディルバートくん。
「自分を信じてくれ」というときに使う表現はいくつかありますが、それぞれ微妙にニュアンスが異なります。ここで使われている“have some faith(in me)”ですが、“faith”は「信仰」「信頼」「誓約」などの意味合いがあるので、根拠がなくても思い込みで信じる(信じてもらう)ことをいいます。
他に“trust me”や“believe me”ということもありますが、“trust”は「責任」「信頼」「信任」を意味するので、「任せる」というニュアンスがあり、“trust me”というと、自信を持って信頼してほしい、全部自分に委ねてほしいという重い感じが含まれます。
“believe”ですが、“trust”が「人」に対して使われるのに対して、“believe”は話や事柄に対しても使われます。例えば“I believe her story but I don't trust her.”(彼女の話は信じても、彼女本人は信じない)という使い方をします。よって、同じく「自分を信じて!」といっても“believe me”は“trust me”ほどの「重さ」を感じない表現になります。
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登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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