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» 2018年12月13日 08時00分 公開

ディルバート(584):莫大なコストの理由は……

生産性アップには、余計な作業や不毛な会議など、無駄な手間や時間を排除することが有効と言われますが、ボスの場合、本人に大きな問題があるようで……?

[スコット・アダムス,ITmedia]

ハシゴがどこにあるか知らないか?


お手伝いできますが、莫大なコストがかかりますよ


このバグを解決するのに、午前中いっぱいかけてやっと「ノッてきた」ところです


あなたの邪魔のせいで振り出しに戻ってしまい、1日分の生産を無駄にすることになります


その間、チームは自分たちの仕事ができない。ボクがバグを修正するのを待っているから


ですので、はい、ハシゴを探すお手伝いはできますが、会社として、1万2千ドル分の生産ロスが発生します


よほど重要な理由なんでしょうね、そのハシゴが必要なのは

そうだよ


(10分前)

(あの天井のタイルの手触りってどんな感じだろう)


  


 あーあ、くれぐれもディルバートにハシゴが欲しかった理由を言わないように。今日どころか、向こう3日くらい怒りで仕事にならなくなりますよ。

 “come at a cost/price”とは、「高くつく」「かなりの犠牲が伴う」という意味の慣用句で、“come with a cost/price”という言い方もします。

 また別の表現で“at the expense of”というと、その「犠牲になったもの」を明示する表現となり、“His success comes at the expense of his family.”(彼の成功は家族の犠牲の上に成り立っている)と使います。

 “back to square one”とは「一マス目に戻る」、つまり「初めからやり直す」ことをいいます。語源に諸説あり、子どもの遊びの「けんけんぱ」(hopscotch)やボードゲームで「初めのマスに戻る」ことからきているという説を唱える人や、変わったところでは、BBCのラジオ放送でラグビーの試合を解説するときにグラウンドをマス目に分割して選手の動きを説明していたことから由来するという説もあります。語源はどうあれ、意味が比較的ストレートで分かりやすい慣用句ではないでしょうか。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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