音茶楽のカナル型イヤフォン「Flat4ー楓(KAEDE)」は、10ミリ径のダイナミック型フルレンジドライバー2個を対抗配置し、駆動系の反作用による機械振動をキャンセルする“水平対向型イヤフォン”の高級機だ。その構造のユニークさに加え、今回はセンターキャビネットに木目が美しいカエデ材を使用するなど、和の心を多分に盛り込んだ。
木製キャビネットは、接合部を含む非常に細かい細工を飛騨高山の職人がていねいに仕上げたもの。実物を見ると、「神業!」の文字にも納得する。また、漆加工のキャビネットは、使い続けると味わい深い色に変化するという。11月23日からフジヤエービック、オークヴィレッジおよび音茶楽Sound Customize店舗で販売する予定で、直販価格は7万1400円。また展示会場でも少量の先行販売を行っている。
オヤイデ電気ブースでは、「Fiio」ブランドのポータブルヘッドフォンアンプ「E12」のプロトタイプを参考展示。E12は、「アナログ入出力で最高の音」を目指して開発しているもの。詳細は未定ながらオペアンプの交換などにも対応するという。
ファイナルオーディオデザインは、初の自社開発バランスド・アーマチュア型ドライバーを細長いステンレス筐体に納めた新モデル「heaven II」を参考展示している。ブラックとブルーグレーの2色をラインアップして、2013年1月に発売する見込み。価格は8000円前後になるという。
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