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新製品続々、ヘッドフォン祭の注目展示秋のヘッドフォン祭2012(2/2 ページ)

» 2012年10月27日 21時10分 公開
[ITmedia]
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音茶楽のカナル型イヤフォン「Flat4ー楓(KAEDE)」。漆塗りのキャビネットは、使い続けると味わいが増す。写真は新品と1カ月使い込んだものだ

 音茶楽のカナル型イヤフォン「Flat4ー楓(KAEDE)」は、10ミリ径のダイナミック型フルレンジドライバー2個を対抗配置し、駆動系の反作用による機械振動をキャンセルする“水平対向型イヤフォン”の高級機だ。その構造のユニークさに加え、今回はセンターキャビネットに木目が美しいカエデ材を使用するなど、和の心を多分に盛り込んだ。

 木製キャビネットは、接合部を含む非常に細かい細工を飛騨高山の職人がていねいに仕上げたもの。実物を見ると、「神業!」の文字にも納得する。また、漆加工のキャビネットは、使い続けると味わい深い色に変化するという。11月23日からフジヤエービック、オークヴィレッジおよび音茶楽Sound Customize店舗で販売する予定で、直販価格は7万1400円。また展示会場でも少量の先行販売を行っている。

オヤイデブースでは、ヘッドフォン祭会場限定カラーのヘッドフォンリケーブルを販売。また「Fiio」ブランドのヘッドフォンアンプ「E12」が参考展示されていた。参考展示のリケーブル「RC-X」

 オヤイデ電気ブースでは、「Fiio」ブランドのポータブルヘッドフォンアンプ「E12」のプロトタイプを参考展示。E12は、「アナログ入出力で最高の音」を目指して開発しているもの。詳細は未定ながらオペアンプの交換などにも対応するという。

ファイナルがBAドライバーを自社開発

ファイナルは、初の自社開発バランスド・アーマチュア型ドライバーを搭載した「heaven II」を展示。

 ファイナルオーディオデザインは、初の自社開発バランスド・アーマチュア型ドライバーを細長いステンレス筐体に納めた新モデル「heaven II」を参考展示している。ブラックとブルーグレーの2色をラインアップして、2013年1月に発売する見込み。価格は8000円前後になるという。


完実電気ブースのSHURE製品コーナー。値下げされたオープン型ヘッドフォン「SRH-1840」「SRH1440」が人気だ。なお、ユーザーは手持ちのSHURE製品を持ってブースを尋ねると、CDを飾ったり、スマホを設置するのにぴったりの「ロゴ入りスタンド」がプレゼントされるという(中、右)。ユーザーはぜひどうぞ

同じく完実電機のMONSTERコーナー。ダイヤモンドカットの超個性派ヘッドフォン「DIAMOND TEARS」の新色ブラックを展示した(想定売価は2万9800円前後)。近くでみると、いろいろな意味ですごい。またNCヘッドフォン「INSPIRATION」のパッシブモデル(つまりNC機能のないバリエーションモデル)を参考展示。11月7日に発売する予定で、予価は2万4800円

ハーマンインターナショナルは、AKGのイヤフォン新製品「K374」「K375」「K391NC」を展示。「K3003」を頂点とする新世代カナル型イヤフォンシリーズのエントリー機で、アップル製品用リモコンやNC対応モデルをラインアップした。11月上旬から順次発売する

テックウインドブースには、先日リリースされた「The House of Marley」のイヤフォンとヘッドフォンが登場。いずれも人と地球環境に優しい素材を使用しているのが特長だ。またApple Storeで限定販売しているLogic3のフェラーリモデル

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