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ウォークマンと一緒に充電――ソニーから小型軽量ポタアン「PHA-1A」登場

» 2015年02月24日 13時18分 公開
[ITmedia]
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 ソニーは2月24日、「2015 International CES」で披露した小型ポータブルヘッドフォンアンプ「PHA-1A」を国内発表した。3月21日に発売する予定で、価格はオープン。店頭では3万円前後になる見込みだ。

「PHA-1A」

 ウォークマンのほか、XperiaやiOS端末と組み合わせて楽曲再生を楽しめるUSB-DAC機能付きの“ポタアン”。ボディーサイズやデザインは大きく変わったものの、2012年に発売された「PHA-1」の後継機という位置づけだ。外形寸法は、約62(幅)×18.5(高さ)×109(奥行き)ミリ、重量は約145グラムとなり、容積で約50%の小型化、質量で約35%の軽量化を果たした。

アルミケースを採用したボディー

 DACチップにはWolfson Microelectronicsの「WM8740」を採用し、最大192kHz/24bitのPCM音源再生が可能だ。非同期転送(アシンクロナス)モードをサポートし、プレイヤー側のクロックジッターの影響を排除しながら、「CLKGEN」と呼ばれる高精度のクロックジェネレーターでD/A変換時の時間軸精度を向上させるという。オペアンプにはTexas Instrumentsの「LME49860」、ヘッドフォンアンプ部には同じくTI製の「TPA6120」を採用している。

背面端子。2段階のゲインスイッチ付き(左)。付属のウォークマン接続ケーブル(右)

 内蔵バッテリーで約6時間の連続駆動が可能。充電はUSBケーブルで行う仕様だ。また別売のUSB ACアダプター「AC-UD20」を使用した場合、「PHA-1A」を充電中にウォークマンを接続すると、本機とウォークマンの両方を充電できるというユニークな機能も備えた(ウォークマン側の対応機はハイレゾモデルのみ)。

 製品にはウォークマン用、Xperia用デジタルケーブルに加え、プレイヤーと一緒に持ち歩くためのシリコンバンド2個、プレイヤーとの間に挟むことで傷などを防ぐプロテクションシート1枚が付属する。

シリコンバンドとプロテクションシートが付属

ウォークマン「NW-A16」と接続したところ

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