ラディウスは3月27日、iOS向けプレイヤーアプリ「Ne PLAYER for iOS」を発表した。同社製あるいは他社製DACと組み合わせ、iPhoneでハイレゾ再生を可能にするアプリ。リリースは4月上旬を予定、価格は「調整中」とのこと。Android向けはリリース済みだ。
同アプリ最大の特徴は、ハイレゾ音源を正しく再生できているかを確認できる、特許出願中の「ハイレゾビジュアライザー」を搭載していること。音源と出力の2つのサンプリングレートが表示されるため、再生している楽曲の音質が劣化していないかをひと目で確認可能。さらに、ハイレゾ音源でなくとも、最大48kHzにアップサンプリングして再生する。
また、従来のミュージックアプリではできなかった、「サンプリングレート」「フォーマット」といった音質での並べ替えに対応。ハイレゾ音源だけを容易に再生できる仕組みを備えた。
DSD音源の再生は11.2MHz/5.6MHz/2.8MHzに対応。11.2MHzでは、サンプリングレート352.8kHzにPCM変換して再生。5.6MHz/2.8MHzではDoP、PCM出力をサポートする。
そのほかの対応フォーマットは、FLAC、ALAC、WAVが最大384kHz/最大32bit、AAC、HE-AAC、MP3が最大48kHz/最大16bit(最大320kbps)。ただしDRMで保護された曲は再生不可。iPhone単体で再生する場合はハイレゾ音源も48kHzにダウンサンプリングされる。
対応機種はiPhone 6、iPhone6 Plus、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 5、iPad mini、iPad mini 2、iPad mini 3、iPad Air、iPad Air 2、iPod touch(第5世代)。対応OSはiOS 7.0以降。
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