フィリップスのドラハテン工場
オートメーション化されたドラハテン工場では、最上位モデル「9000シリーズ」、標準モデル「7000シリーズ」、エントリーモデルの「5000シリーズ」などが、パーツの製造からアッセンブリまで行われていた。
本体に電子基盤を装着した後、透明の基盤カバーを装着する工程。本体接合部には防水用の加工も施される。ライン上を2本のロボットアームが動き続ける
「7000シリーズ」の回転刃製作工程。フルオートメーションで、外刃と内刃がそれぞれ重ねられた裏側に、オレンジ色の保護パーツを装着していく
本体のフロント側のパーツにスプレーで塗装を施して行くのも、すべてオートメーション化。「7000シリーズ」の印象的なブルーなども同様のやり方で塗られる
開発段階から多くの社員やテスターが、専用ルームでシェーバーの剃り心地などをチェックする。データはすべて専用PCで記入し、その後の改良に役立てる
精密なシェーバーは精密な工場から生まれる。そんな思いを強くした工場訪問だった。
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