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“開発5年”の新技術――Xrobotの進化した“賢い”ロボット掃除機「inxni」(2/2 ページ)

» 2016年05月10日 20時00分 公開
[森田創ITmedia]
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日本市場に本格参入する理由

 楊氏は、「この11年間ロボット掃除機の研究開発に力を入れてきており、今回の新技術開発には5年かかった」と語る。

足かけ5年 開発には5年かかったという

 年間70万台のロボット掃除機を生産するXrobotは、機能向上のために香港科技大学などと産学協同で開発を進め、開発費に年間売り上げの40%を投資し、134の特許も取得したという。

 楊氏は、「日本では高齢化に伴い、ロボット市場はさらに拡大していくはず。品質に厳しい日本でも十分受け入れられる製品に仕上がった」と、日本参入の背景を語った。リプリ代表取締役の川崎洋子氏(サキはたつさき)は「初年度は年間1万台の販売を目指す」と話す。

ロボット掃除機 ロボット掃除機の市場はさらに拡大する見込み

 カラーはオレンジとブルーの2色。本体サイズは340(直径)×98.5(高さ)ミリ、重量は3.7キロ。バッテリーは2600mAhのリチウムイオンバッテリーで、駆動時間は最大150分。充電は約1.5〜2時間で終了する。掃除できる範囲は約150平方メートルで、ダストボックスの容量は0.35リットル。

ブルー オレンジの他、ブルーも用意した
リモコン 専用リモコンも付属する
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