ソニーは、新しい研究開発プログラム「Future Lab Program」(フューチャー・ラボ・プログラム)の第2弾コンセプトプロトタイプ「T」を「IFA 2016」で公開する。
“T”は、テーブルや物体の上に投影された映像を、指などで直接操作するインタラクティブな空間を作り出すことで、情報への自然なアクセスと新鮮なインスピレーションをもたらす技術だ。
ハードウェアは、小型のプロジェクターや画像認識機能などを組み込んだ机。その上に置かれたオブジェクトや投影画像をリアルタイムに認識し、さらにユーザーの指の動きや傾きの角度からジェスチャーを検知して、投影画像に反映する。複数のユーザーが同時、かつ直感的にイメージを操作することが可能だ。
Future Lab Programは、開発している技術やコンセプトを一般ユーザーにも公開し、フィードバックを得ながら開発を加速するためのプログラム。イメージの固定化を避けるため、製品を披露する前にあえて詳しい情報は出さず、Future Labの「F」と「L」をモチーフにしたターゲットのようなマークにプロトタイプを象徴する1文字だけを入れたイメージを公開している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR