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初の家庭用“変形”ロボット「ティプロン」がもたらす快適で怠惰な生活!?(3/3 ページ)

» 2016年12月09日 21時14分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]
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 電源は専用のリチウムイオンバッテリー。約1時間30分のプロジェクター動作が可能だ。また本体にはバッテリー用のスロットを2つ備えており、オプションのバッテリー(1万3800円、税別)を追加して駆動時間を倍にすることができる。「プロジェクターの輝度を落とすなど節電の設定にすればバッテリー2本で4時間ほどは動作できます」(岩佐氏)

バッテリー用のスロットを2つ装備

 ティプロンは、1月の「CES 2016」で披露して注目を集めたもので、cerevoは「年内発売」という約束をなんとか果たしたことになる。岩佐氏によると「海外では『お掃除機能はないのか』『ホログラムは投影できないのか』とよく聞かれましたが、ありません。もう1つ多かったのが、『呼んだら来ないのか』という質問。今はできませんが、対応は考えています。今後はスマートホームの発展で機器間連携の動きが広がるはず。cerevoも『リスナー』などのデバイスを展開しているので、どこかで連携動作を実現したい」(岩佐氏)

充電中のティプロン

 気になるティプロンの価格は22万9800円(税別)と可変型ロボットとしてはリーズナブル。今すぐ予約すれば年内には発送できるという。なお、今後は直販サイトだけではなく、東京・秋葉原の九十九電機や愛三電機の店舗でも取り扱いを開始する予定。さらに将来的には量販店にも展開する計画のため、今後はティプロンの実機を見る機会も増えるかもしれない。

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