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業務用の技術を家庭に、パナソニックが次亜塩素酸除菌脱臭機「ジアイーノ」発売

» 2017年08月08日 20時51分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは8月8日、次亜塩素酸を使用する空間除菌脱臭機「ジアイーノ」2機種を発表した。業務用として医療や介護の分野で活用されている技術を転用した家庭向けの製品。10畳用の「F-MV1500」および15畳用の「F-MV3000」を9月15日に発売する。価格はオープン。

15畳用の「F-MV3000」にはステンレスシルバーとホワイト(左)、10畳用の「F-MV1500」はホワイトのみ(右)

 専用の“塩タブレット”を入れた水道水を電気分解し、安全性にも配慮した濃度ながら高い除菌効果のある次亜塩素酸を生成する。これを含浸したフィルターに空気を通過させることで除菌・脱臭する仕組み。さらに揮発した次亜塩素酸が室内に付着した菌やウイルスを99%以上抑制するという。また脱臭効果についても、「環境や運転時間によって異なるものの、介護環境やペットの発生し続けるニオイにも実感できる高い脱臭効果を発揮する」(同社)としている。

空間除菌の仕組み
外部研究機関による検証結果。約6畳の試験空間の発生し続ける空間臭を対象とした

 2モデルとも外形寸法は398(幅)×710(高さ)×240(奥行き)mm。重量は11.2kg。水タンクの容量は約2.1L。F-MV1500はホワイトのみ、F-MV3000にはステンレスシルバーとホワイトのカラーバリエーションを用意している。

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