〈If+主語+過去完了、主語+助動詞の過去形+have+過去分詞〉
例文:
(もしあの電車に乗っていたら、学校に間に合ったのに)
前半のIf節は過去完了形、後半では過去形の助動詞would+have+過去分詞になっています。これが仮定法過去完了です。
先ほどの仮定法過去では、事実と異なる現在のことを言うと説明しました。一方、こちらの仮定法過去完了では、事実と異なる過去のことを言っています。
なので、「(以前)あの電車に乗らなかったので、(以前)学校に間に合わなかった」と、全て過去のことを言っています。
なお、仮定法には「仮定法現在」というものありますが、これは知らなくてもTOEICには問題ないでしょう。
中学英語を復習すれば、それだけでもTOEICで500点に近いところに行けることが多いですし、TOEIC本の解説が分かるようになるので勉強の効率が高まります。
ちなみに、勉強は一度で100%マスターするみたいな非現実的な考え方ではなく、1回の勉強で9割程度覚えられれば十分です。「忘れたらまた覚える」くらいの軽い気持ちなら挫折せずに続けられるからです。しばらく期間を空けて、忘れてしまった事項を復習して9割まで理解する……というのを何度も繰り返していけば、勉強も無理なく続くでしょう。
(次回は、「目標スコア別の学習プラン」について)
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