TOEIC攻略に外せない「仮定法」半年でTOEIC800点をとる方法(2/2 ページ)

» 2013年05月28日 08時00分 公開
[杉村健一,Business Media 誠]
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【仮定法過去完了】

book 『ただのサラリーマンが時間をかけずに半年でTOEICテストで325点から885点になれたラクラク勉強法』(アスコム)

〈If+主語+過去完了、主語+助動詞の過去形+have+過去分詞〉

例文:

  • If I had caught the train, I would have been in time forschool.

 (もしあの電車に乗っていたら、学校に間に合ったのに)

 前半のIf節は過去完了形、後半では過去形の助動詞would+have+過去分詞になっています。これが仮定法過去完了です。

 先ほどの仮定法過去では、事実と異なる現在のことを言うと説明しました。一方、こちらの仮定法過去完了では、事実と異なる過去のことを言っています。

 なので、「(以前)あの電車に乗らなかったので、(以前)学校に間に合わなかった」と、全て過去のことを言っています。

 なお、仮定法には「仮定法現在」というものありますが、これは知らなくてもTOEICには問題ないでしょう。

 中学英語を復習すれば、それだけでもTOEICで500点に近いところに行けることが多いですし、TOEIC本の解説が分かるようになるので勉強の効率が高まります。

 ちなみに、勉強は一度で100%マスターするみたいな非現実的な考え方ではなく、1回の勉強で9割程度覚えられれば十分です。「忘れたらまた覚える」くらいの軽い気持ちなら挫折せずに続けられるからです。しばらく期間を空けて、忘れてしまった事項を復習して9割まで理解する……というのを何度も繰り返していけば、勉強も無理なく続くでしょう。


(次回は、「目標スコア別の学習プラン」について)

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