電話応対で活用頻度の高い表現
ここからは、いくつか例文を紹介します。
電話が鳴ったとき
- Thank you for waiting. This is ABC. (お待たせいたしました。ABC社でございます。)
類似表現に、This is ABC. I'm sorry to have kept you waiting.「ABC社でございます。お待たせいたしました」などがあります。
- How may I help you? (どのようなご用件でしょうか?)
電話で用件を聞くときの決まり文句です。類似表現に、What can I do for you today?「今日はどのようなご用件で?」などがあります。
電話であいさつする
- It's been a long time. (ごぶさたしております。)
「お久しぶりです」「ごぶさたしております」のニュアンスです。It's been a long time, hasn't it?としても、よりフレンドリーな感じが出てよいでしょう。
- I was just thinking about calling you. (ちょうど電話しようと思っていたところです。)
類似表現に、I'm glad you called.「お電話を頂けてうれしいです」などがあります。
電話を取り次ぐ
- I'm sorry, may I ask your name? (失礼ですがどちらさまでいらっしゃいますか?
May I ask your name? は、比較的丁寧な名前の尋ね方です。
- May I have your name, please? (お名前を伺ってもよろしいですか?)
類似表現に、I'm sorry, and you're……?「失礼ですが、そちらさまは……?」などがあります。
- Michael, you have a call from Mr. Suzuki. (マイケルさん、鈴木さんからお電話です。)
have a call from……は「……から電話をもらう」の意味です。他には、Michael, you have a call on line 1.「マイケルさん、1番にお電話です」などの表現もあります。「内線の1番は」line 1でOKです。
本人が出られない場合/不在の場合
- I'm afraid Mr.Sato is away from his desk. (あいにく佐藤は席を外しております。)
be away from one's desk.で「席を外す」の意味になります。類似表現に、I'm afraid Mr.Sato has stepped away for just a moment.「佐藤はちょっと席を外しております」などがあります。
- I'm sorry, but he just stepped out. (申し訳ありません。たった今出掛けてしまったんです。)
step outは「外出する」「外へ出る」という意味です。
- Mr.Sato is in a meeting right now. (佐藤は会議中ですが。)
be in a meetingは「会議に出ている」「打ち合わせ中である」の意味です。類似表現に、I'm afraid that Mr.Sato is in meeting.「申し訳ございませんが、佐藤は会議に出ております」などがあります。
折り返し掛けさせると伝える
- May I have him call you back? (折り返しよろしいですか?)
類似表現に、Would you like me to have him call you back?「折り返しさせましょうか?」などがあります。
次回は、電話を掛ける編です。
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