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契約書に不備が! 心からの謝罪を伝えるには?:ネイティブに伝わるビジネス英語(2/2 ページ)
今回は、顧客に謝罪する場合や何かを説明するときの英語のフレーズを紹介します。
顧客に説明する
打ち合わせ概要を説明する
- I’m looking forward to our meeting on Monday.
来週月曜日の打ち合わせの件です。
- Maybe we could talk about our progress in the first half and budget in the second half.
前半は進捗状況、後半は予算になります。
- There’s still time to change this, if you could let me know by Friday.
変更があれば金曜日までにご連絡ください。
セイン先生からのアドバイス
(1)About the meeting on Monday...と言うよりも「楽しみにしていますが」と伝えてから本題に入れば次の話をスムーズに切り出すことができます。
(2)Maybe we could...は「〜したらどうでしょうか」という提案表現です。
(3)「まだ時間があります(There’s still time...)」と伝えることで相手が変更しやすくなります。
プレゼン概要を説明する
- Project C has three advantages.
プロジェクトCのメリットは3点あります。
- First, the low cost. Second, high productivity. And third, it’s good for the environment.
低価格、高い生産性、環境保全です。
- I can send you the details by October 12.
詳細は、1週間後にお伝えします。
セイン先生からのアドバイス
(1)「〜は3点あります」を、There are three advantages to using Project C.でも間違いではありませんが、インパクトに欠けます。Project C has...のように主語を「プロジェクトC」にする方がよい印象を与えます。なお、There are...は曖昧な印象を与えますので、多用は避けましょう。
(2)3点あるなら、First, Second, Third...のように、順を追って説明すれば、相手への定着率はぐっとよくなるはずです。
(3)a week from now「1週間後」でもいいのですが、期待している相手なら正確な情報を提供するために具体的な日時などを指定すると好印象になるでしょう。
次回は顧客に質問したり、何かを断る場面で使える文例を紹介していきます。
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