「F900i」を5時間ほど使ってみました(1/2 ページ)

» 2004年02月06日 09時59分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 12月18日の発表以来(2003年12月の記事参照)、登場が待たれていた新生FOMA、900iシリーズ。そのトップを切って富士通製の「F900i」(2月3日の記事参照)がデビューした。

 どこよりも早く購入できる場所(2003年6月の記事参照)で入手した「F900i」で、キャラ電やデコメールなどの新機能を中心に使い勝手を試した。

閉じたときに端末下部が若干出ているのは指紋認証ユニットを搭載しているためだ

精悍なライムグリーンのボディ

 ライムグリーン、シルバー、ネイビーの3色ラインアップされるF900iだが、やはり鮮やかなライムグリーンが目を引く。流線型のボディは精悍な印象で、絞り具合のよさからホールド感も向上している(1月27日の記事参照)。

iモードエンブレムが着信ランプと撮影補助用ライトを兼ねる
着信ランプは27色から選べる

iMenuがFlashに

 Flash対応になったことから、iモードのiMenu画面はFlash表示に変わった。メニューリストの最上段のアイコンもFlashになり、区切り線にもGIF画像が使われている。

 ちなみにドコモのカタログによれば、メニューリストのアクセスにかかるパケット料金は、ムーバで9〜10円、パケットパックなしのFOMAで5〜6円、パケットパック40のFOMAで1〜2円だ。

iMenuとメニューリストの画面。Flashになって雰囲気が変わった

キャラ電、使ってみました

 900iシリーズ共通で搭載された機能の一つがキャラ電。キャラクターが動く様子はテレビ電話の相手にMPEG-4の動画で送られるため、900iシリーズ以外のFOMA宛にもキャラ電でテレビ電話できる(1月23日の記事参照)。

 MPEG-4動画のエンコード/デコードをソフトで行う「F2102V」とハードで行う「P2102V」に、「F900i」からキャラ電でテレビ電話をかけてみると、やはりF2102Vではブロックノイズが出るなどかなり荒れた表示になってしまった。P2102VはF2102Vより若干きれいに見える。

左からキャラ電をかける側のF900i、キャラ電を受けたF2102V、同じくP2102Vでの表示画面

 F900iの場合、テレビ電話をかけるときにいつもキャラ電にしたい場合は「テレビ電話動作設定」で、「発信時自画像送信」をオフにしておけばいい。着メロのように、「○○さんに電話をかけるときは○○のキャラ電」というような設定はできないようだ。ただ発信中にメニューから別のキャラ電に切り替えることは可能だ。

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