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» 2004年02月17日 21時15分 公開

「F900i」、“メガピクセルで撮った後”の機能は (2/2)

[坪山博貴,ITmedia]
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「640×480ピクセルでの撮りっぱなし」を可能にする画像管理機能

 “撮った後”を見てみると、本体内に撮影した画像はサムネイル表示に対応し、表示も高速と悪くない。ただファイル名による表示、サムネイル表示ともに撮影サイズやファイルサイズなどが一覧からは分からない。miniSDカードに保存した画像がサムネイル表示に対応していない点と併せて改善を望みたい部分だ。

 サムネイルは4コマ×3行で12コマ。ファイル名一覧に切り替えても、特に利便性が上がるわけではない

 かなり便利なのは、リサイズや切り出し、再保存(再圧縮)といった機能の充実だ。352×288ピクセルまでなら9Kバイト、100Kバイト、640×480ピクセルでは100Kバイトと、iショットや添付ファイルとしてEメール送信可能なサイズに再保存できる。1280×960ピクセルの場合は320×240ピクセル以下へのリサイズになるので、640×480ピクセル以下ほどの融通は利かない。

 640×480ピクセルならEメールに添付できるよう100Kバイト(MIMEエンコード後)以下に再保存でき、リサイズの自由度も高い。一番右はSXGAで撮影した画像。ファイルサイズを変更した後の再保存はできないことが分かる

 画像の切り出しも便利だ。640×480ピクセル以下なら352×288ピクセルから96×64ピクセルまでのサイズに加え、範囲指定して任意のサイズで切り出すこともできる。リサイズも640×480ピクセル以下なら352×288ピクセルから96×64ピクセルまでのサイズに変更可能だ。640×480ピクセルのFINEモードでどんどん撮影して、Eメール送信の必要があれば再保存して切り出し、リサイズする──といった使い方ができるのはうれしい。

 切り出しは画像上の枠を移動させて切り取り部分を指定できる。切り出し画像を縦長や横長に切り替えることも可能だ。右の写真のように、任意サイズでの切り出しにも対応する

 不満が残るのは、コピーや移動時の機能だ。1件ずつしか行えず、一括での操作には対応していない。F900iの場合、撮影時のminiSDカードへの保存は時間がかかるので、“本体メモリにどんどん撮影して後でまとめてminiSDへ保存”といった使い方の方が現実的だ。しかしコピーや移動が1件ずつでは手間がかかって煩わしい。

 F2102Vと異なり、本体からminiSDカードへコピーだけでなく移動も可能になり、miniSDカードから本体メモリへ書き戻すことも可能になった。しかし複数選択や一括コピー、一括移動はできない。削除は一括でも行える

 これらの不満を改善する方法としては、付属のデータリンクソフトを使う手がある。PCに本体メモリ内の画像を一括バックアップできるし、1画像ずつだが画像ファイルとしても取り出せる。一括バックアップ後に、本体の画像を一括削除してしまえばいい。「miniSDカードへの保存時間も本体メモリからminiSDへのコピーの手間も我慢できない」──という人はこの方法が良いだろう。

 付属のデータリンクソフトを使うと一括で画像をPCにバックアップできる。画像以外にもさまざまな本体内のデータをバックアップ、レストアできる。編集機能は備えていないが、アドレス帳、スケジュールなどのPIMデータはデータシンクロソフトを使うとOutlookとの同期も行える

 なおF2102Vで採用された、クレードル経由のPCとの接続機能は搭載されていない。そのためPCとの接続には専用ケーブルが別途必用になる。ただ純正以外でもサン電子から安価なケーブルが販売されており、PC量販店などで入手可能だ。

※ドコモの純正品のFOMAのデータリンクケーブルも価格改定され1400円という安価で購入できる

 次回は、テレビ電話機能と指紋センサー機能を検証する。

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