「F900i」にメール自動受信できないバグ〜販売停止

» 2004年03月03日 10時30分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 ドコモの「F900i」にメールを自動受信できなくなるバグが見つかった。3月3日から販売を一時停止し、ソフトウェア改修の準備が整う3月上旬から販売再開する。影響を受けるのは、2月29日時点までに販売された6万8000台。

 バグは、携帯電話の電源を入れた後、待ち受け画面にアンテナマークが表示される前に携帯電話を折りたたんだ場合などに、メールの自動受信ができなくなるもの。自動受信以外の機能に影響はない。

 ドコモは、

  • アンテナマークが表示される前に携帯を折りたたまないこと
  • 圏外と表示されたあとはアンテナマークが表示される場所で電源を入れ直すこと
  • 端末を折りたたんだ状態で「自動電源ON設定」を利用するとメールが自動受信できなくなる

 ことを注意点として挙げている。

 購入済みのユーザーは、ネットワークを通じてバグを修復する「ソフトウェア更新」機能を使って問題を改善できる。現在のところ、ソフトウェア更新の準備は整っておらず、3月上旬に改めて告知する予定。

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