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» 2004年05月14日 01時49分 公開

「A5504T」、Bluetoothの実用性 (2/3)

[坪山博貴,ITmedia]

 ヘッドセットの電源をオン(HS810ではマイク部を開く)にすると、早ければ2〜3秒でA5504Tとの接続が完了する。A5504Tのディスプレイには接続完了のメッセージが表示され、Bluetoothロゴがブルーに変わる。ヘッドセット側の電源操作だけで使用の開始/停止が行えるわけだ。

ヘッドセット接続時のメッセージはこのようになる

 着信時には、A5504Tのみが鳴動する設定も、ヘッドセットも同時鳴動する設定も可能だ。同時鳴動に設定すれば、A5504Tがマナーモードの場合でもヘッドセット側では呼び出し音が聞こえてくる。なおヘッドセット側では着メロや着うたは無効になり、固定の呼び出し音が鳴る。

着信音はA5504Tだけの鳴動、ヘッドセットと両方の同時鳴動が選択できる

 着信時はヘッドセットの操作で通話が可能。発信は基本的にA5504T本体の操作が必要だ。左ソフトキーでヘッドセットと本体での通話を切り換えられる。ハンズフリーはG-BOOKカーナビでの利用が前提なので、アイコンやメッセージはそれを意識したものになっている

 ヘッドセット側からも、いくつかの発着信操作は行える。HS810との組み合わせで可能なのは、着信時の通話開始/通話終了/リダイヤル発信で、ここまではヘッドセットプロファイルがサポートする範囲のようだ。ハンズフリープロファイルがサポートする機能としては着信拒否があり、これは着信時にボタンの長押しで利用できた。

 A5504TとHS810の組み合わせは、予想以上に快適に使える。通話時間はトータルで30分ほど、送受信したメールが50通ほどだが、就寝時以外はずっとヘッドセットを接続状態にしてもA5504Tのバッテリーゲージが減ることはなかった。これならバッテリー消費もそれほど気にならない。

 またBluetoothは2.4GHz帯を使用するため、802.11b/802.11gの無線LANとの干渉が気になるが、3つのアクセスポイントで1ch/6ch/13chを利用している(実験的な都合で802.11g/802.11b/802.11b+gのアクセスポイントがある)環境下でも特に問題はなかった。周波数ホッピングで空きチャンネルを有効利用するBluetoothならではだろう。

 このような環境でも、2DKの筆者宅全体をエリアとして十分カバーでき、車内ではリアシートに置きっぱなしのカバンにA5504Tを入れて、運転中に通話してもなんら問題はなかった。

ワンタッチでフチ無しカラー印刷も可能

 画像の送信をサポートするベーシックイメージングプロファイル(BIP)は、PCやPDAはもちろん、プリンタなどへもワイヤレスでイメージを送信できる。今回はBIPに対応したカラープリンタとして、キヤノンの「PIXUS 80i」とオプションの「Bluetoothアダプタ」を組み合わせて使ってみた(3月31日の記事参照)。

キヤノンのカラーインクジェットプリンタ「PIXUS 80i」。Bluetoothアダプタはオプションだが、本体にすっきり内蔵されるタイプ。オプションでバッテリー動作も可能だ

 イメージ送信は、まず送信先の機器と接続を行い、次に静止画を指定して送信する。送信先がプリンタの場合は印刷が始まり、初回接続時のみ相互認証が必要な点はヘッドセットと同様だ。

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