米ナンバーポータビリティ制導入後の乗り換え「200万件以上」

» 2004年05月14日 11時12分 公開
[ITmedia]

 米連邦通信委員会(FCC)は5月13日、ナンバーポータビリティ制度についての現状報告を行った。

 昨年11月の導入開始以降、この制度を使った携帯電話関連の移行は200万件以上だとしている。その大半が携帯キャリアの変更だが、固定電話の番号を携帯に移し変えるケースも一部にあるという。

 FCC無線通信局長のジョン・ムレタ氏は、ナンバーポータビリティ導入によって携帯キャリア間の競争を促進し、顧客に質の高いサービスを提供するよう促していると述べている。

 現時点では米主要100都市のみでナンバーポータビリティに対応しているが、FCCは5月24日から、これ以外の地域にもナンバーポータビリティを義務付ける。

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