NokiaのSymbian出資強化、当局が認可

» 2004年06月10日 08時42分 公開
[ITmedia]

 フィンランドの携帯電話機メーカーNokiaは6月9日、英Symbianの株式をPsionから買い取る計画がドイツの独禁法当局に認可されたと発表した。この取引によって携帯電話用OS市場での競争が阻害されることはないと当局が判断したとしている。

 Nokiaによれば、オーストリアとフィンランドの当局からは既に認可を受けており、これで正式な手続きは完了する。

 今後は最終段階として、ほかのSymbian出資社が優先買取権を行使してこの取引に参加することが可能。Nokiaのペルティ・コルホネンCTOは発表資料で「当社は株主の参加を歓迎する。競争が激しい携帯用OS市場でSymbianが競争力を維持するためには、大手携帯電話機メーカーを含むマルチベンダーによる保有構造が不可欠だ」とコメントしている。Symbianの株主規程によれば、優先買取期間は7月前半に完了の見通し。

 Nokiaは今年2月、Psionが所有するSymbian株式31.1%を買い取る計画を発表(2月10日の記事参照)。ほかのSymbian出資社が優先買取権を行使しなければ、Nokiaの出資比率は63.3%と過半数を占めることになる。

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