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» 2004年06月14日 15時51分 公開

コンパクトデジカメを上回る?〜「A5406CA」ケータイカメラ画質研究ラボ(2/4 ページ)

[荻窪圭,ITmedia]

 撮影機能はカシオならではの高機能。基本撮影機能は明るさとホワイトバランスの設定、さらにコントラストとシャープネスも3段階で調整できる。その上、ベストショットも9パターンと増え、けっこういろんな撮影ができるようになった。ベストショット機能はいわゆる「シーンモード」の発展形だが、A5403CAでは5種類だったのに対して増えているのだ。人物、風景、夜景といった一般的なシチュエーションに、食べ物や文字、花火、文字などが追加されている。

ベストショットはここに表示されている8つ+花火の9種類。けっこうベストショットらしい数になってきた。ただケータイでわざわざベストショットを使うか、さらに花火モードなんてのが必要かはちょっと疑問だが
側面にシャッターボタンとマクロボタン(マナー)があり、開いて横位置で持つと押しやすい場所にある

薄曇りな屋外での撮影

 ではいつもの通り、象の滑り台から画質を観ていこう。今回は300万画素ということもあって、比較対象機種に300万画素のEXILIM S3を使った。さらにわたしの私物である先代の200万画素携帯「A5403CA」の画像も参考までにつけてある。

左上が「A5406CA」、右上が「EXILIM S3」、左下が「A5403CA」

 こうしてみると、先代A5403CAが発色でもディテールの描写力で劣るのが一目瞭然。EXILIMとA5406CAはやや似通ったテイストだが、A5406CAのほうがコントラストが高くて暗部への落ち込みが大きい絵作りをしている。あとはさすがにレンズの四隅で画像が流れている。さすがにこの大きさにAF付レンズを収めたため周辺部の画質まで追求しきれなかったのだろう。

 だがしかし、A5403CAに比べると格段の進歩で、これならかなりイケる。十分使えるし、レンズ中央部の描写力はEXILIMと変わらない。これは今までのカシオ製ケータイのイメージを覆す高画質だ。

 次は苛酷な条件であるあずまや。

左上が「A5406CA」、右上が「EXILIM S3」、左下が「A5403CA」

 これも先代A5403CAがイマイチなのは一目瞭然。自動露出の性能差かA5406CAはやや露出オーバーだが、それ以外はけっこうしっかりした写り。どうしてもこういう難しい構図ではホワイトバランスや露出が難しくなる。ここは本職デジカメの方がまだちょっと上のようだ。

 もう一点、別パターンを観ておこう。

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