着せ替えパネル、ワンタッチオープンの「SO506iC」

» 2004年06月16日 19時10分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 液晶が前面に向いたまま、左右に180度回転してダイヤルキーが現れるソニー・エリクソン製端末も3台目に突入。FeliCaを内蔵した「SO506iC」は、回転スタイルのまま、使い勝手を向上させた。

 基本的なスペックとしては、130万画素のCCDカメラや2.3インチのQVGA液晶など。カメラはマクロ切り替えスイッチを備えたもので、AF機能などはない。外部メモリはメモリースティックDuoを使う。カメラのレンズカバーは、開けて起動するのは従来通りだが、閉じるとカメラが終了するようになった。

 ボディサイズは「SO505iS」に比べて若干大きめ。重さも140グラムと7グラムほど重くなった。しかし、角が取れたラウンドフォルムを採用したことで、握り具合はよく、大きさを感じさせない作りになっている。

 大きな特徴は3つある。1つは、8種類の着せ替えパネル「フィットカバー」を用意したこと。4色あるボディカラーのそれぞれに1種類ずつ付属するほか、4種類がオプション販売される。価格は未定だ。

 フィットカバーは柔らなゴム製で、ワクに引っかけるようにして取り付ける。特殊な工具は必要ないが、簡単には外れないようになっている。

ソニー・エリクソン製では初の4色展開。各色に付属のフィットカバーを付けてみた。サイケ調なデザインが目を引く
パネルを外したところ。FeliCaのアンテナは、フィットカバーの下に搭載されている。右の写真はオプションのカバー

 2つ目の特徴は、「閉じたまま、さまざまなことをできるようにした」(説明員)こと。閉じたままでも文字入力ができる「文字パレット」機能を備え、“トジ打ち”が可能になった。メール入力などができるほか数字入力も可能なため、例えばiモードサイトで暗証番号を入れるときなども、閉じたままで操作できる。

“トジ打ち”はジョグダイヤルで「あかさたな」の行を選び、決定ボタンを数回押すと「かきくけこ」が出るようになっている

 これまでダイヤルキー下部に配されていた「マナー/メモ」ボタンは、側面に移され、閉じたままでマナーモードへ移行できるようになった。

 3つ目は、液晶の回転動作がワンタッチで可能になったことだ。内部にバネが組み込まれており、少し横に回転させればあとは自動的に開く。片手での開閉動作がかなり簡単になった。

ステレオスピーカーやディスクジョグなどは健在

 また、メモリースティックに保存した音楽を再生できるAudio Playerでは、音楽を再生しながらiモードやメール操作が可能になっている。

機種名 SO506iC
サイズ(幅×高さ×厚み) 50×106×26ミリ
重さ 140グラム
連続通話時間 140分
連続待受時間 460時間
カメラ 130万画素CCD
外部メモリ メモリースティックDuo
メインディスプレイ 2.3インチ26万色TFT液晶・QVGA
サブディスプレイ なし
カラー バカンスローズ、ソイルブラック、エアリーベージュ、トロピカルターコイズ

ITmediaでは、この記事では書けない506iC・900iCシリーズの“隠れ情報”をモバイルサイト「ITmedia(ケータイ版)」にて掲載しています。たとえば……

・SH506iCの謎のマナーモード機能とは?
・SO506iC“だけ”に備わったFeliCa機能
・F900iCの、風変わりなロック解除法とは?

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