KDDIは7月から、コンテンツ・メディア本部を泉ガーデンタワーに移転する。EZチャンネルの編成・制作を行うmediba(旧エイワンアドネット)と同フロアで業務を行うことで、連携を図る(6月24日の記事参照)。
アドレス/フリーレイアウトを採用したオフィス。200名弱が働く。デスクには電源とイーサネットコンセントしかない。私物はロッカーに入れる
KDDI本社がある飯田橋のガーデンエアタワー同様、社内の内線システムは携帯電話を使っており、デスク上には電話もない。CDMA携帯電話を内線としても使うソリューション「OFFICE WISE」に似たシステムを使っている。
- 「コンテンツは死なず」とKDDI
携帯サービスの進化の方向性に、各キャリアの色が出てきた。FeliCaを使ったリアル連携に向かうドコモに対して、KDDIは定額制をテコにコンテンツ強化を図る。さらに“メディア化”をキーワードに、FMケータイの成功モデルを使って、地上デジタルテレビ放送対応端末も「他社に先駆けてやっていきたい」とした。
- フルブラウザ搭載してもゲートウェイモデルは崩壊せず〜KDDI高橋氏
「フルブラウザは定額制ならでは。実際に検討している」。携帯向けフルブラウザに積極的なKDDIは、既存のゲートウェイモデルを壊さずにフルブラウザ導入が可能だと見ている。
- WIN+BREW端末「新しい端末の発表も予定している」
KDDIは近々CDMA 1X WINに対応したBREW端末を投入する予定だ。6月28日、コンテンツ・メディア本部長の高橋誠氏が明らかにした。
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