市販CDMA携帯で航空機内から電話とメール

» 2004年09月07日 18時15分 公開
[ITmedia]

 UTStarcom, Inc.は8月17日(米国時間)、アメリカン航空の民間旅客機で実施された「機内音声コミュニケーション・コンセプト実証試験」のため、IPベースのワイヤレス・ソフトスイッチ・テクノロジー「Moving Media 2000」を、Qualcommに提供したと発表した。

 実証試験では、2時間のフライトで300コール以上の通話に成功。フライトの参加者は、Qualcommが開発した3G携帯電話のpicocellネットワークを通じ、機内で音声コールや文字メッセージの送受信を行った。

 UTStarcomの同テクノロジを利用することで、市販のCDMA携帯電話を使用している乗客は、グローバルスター衛星リンクを通じて、世界中の地上波電話ネットワークに接続できるという。

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