携帯からも基幹業務システムにアクセス〜「Intellisync Mobile Suite」(2/2 ページ)

» 2004年10月28日 19時34分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]
前のページへ 1|2       

セキュリティ対策を重視

 同製品では、端末を紛失した場合などにそこから顧客情報などの重要なデータが流出しないような対策が施されている。

 ユーザーが端末を紛失したとシステム管理者に告げると、管理者は端末に送られたデータを選択して削除したり、あるいは端末を初期化して、中のデータをすべて消してしまうこともできる。誰かが拾って使おうとしても、電源を入れたとたんにデータをすべて消す、といったことが行える。端末が戻ってきたら、再度データを復活させるのも簡単だ。

個人情報の漏洩に配慮。端末を紛失したり、盗難にあったりした場合、管理者側からのリモートコントロールでデータを消去できる

 ユーザー数が多い場合でも、管理が容易なところもポイント。ユーザー管理には、Windowsの標準機能ともいえるMMC(マイクロソフト管理コンソール)を使っている。WindowsのドメインやNotesからユーザーをインポートでき、大規模システムでもシンプルにユーザーを管理できる。

 携帯端末の小さな画面でも利用しやすいよう、インタフェースを工夫した。キャリアの違う携帯電話やPDCでも、同じユーザーインタフェースでシステムを利用できるのもメリットだ。

携帯からでも快適に操作できるよう、選択したメールを一括処理したり、未読メールのなかで重要度の高いものだけを選んだりといった工夫もされている

 基幹システムのクライアントとして携帯電話を使う製品は今までもあったが、IMSではメール機能、Webブラウズだけでなく、クライアントソフトをインストールすれば、ファイルやデータのシンクができるのが大きな特徴となっている。

 ただし、データのシンクが行えるのは、現在PocketPC端末のみとなる。日本で使用されている現行の携帯では、クライアントソフトを入れられないため、事実上メール機能、Webブラウズしか使えないのが残念だ。今後はBREWやSymbian、PalmOS、Windowsにも対応予定としており、対応が進めば、上記のセキュリティ機能なども携帯電話から利用できるようになる。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月11日 更新
  1. ソフトバンク、短期解約を繰り返す「ホッピングユーザー」を抑制 その理由は? (2026年02月09日)
  2. 楽天モバイル+ドコモ回線がセットの格安SIM「NYCOMO(ニコモ)」 月額4928円でデータ無制限+3GB (2026年02月10日)
  3. auの「iPhone 17(256GB)」、MNPとUQ mobileからの乗り換えで2年6400円に (2026年02月09日)
  4. Amazonで整備済み「iPad(第8世代)」128GBモデルが3万5800円 10.2型ディスプレイ搭載 (2026年02月09日)
  5. 「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か (2026年02月05日)
  6. 財布に入る、カード型の使い切りモバイルバッテリー登場 発火リスクの低いリチウムマンガン電池を採用 (2026年02月09日)
  7. KDDI、「副回線サービス」の一部を8月末に終了 “Starlink”や“00000JAPAN”などの代替手段があるため (2026年02月11日)
  8. Googleが台湾のPixel開発拠点を公開 「10 Pro Fold」ヒンジ開発の裏側、“7年サポート”を支える耐久テスト (2026年02月09日)
  9. 「MNP短期解約を対策してほしい」――携帯4キャリアが訴え 電気通信事業法のルールが足かせに (2026年01月20日)
  10. IIJmio、mineo、NUROモバイル、イオンモバイルのキャンペーンまとめ【2月10日最新版】 お得な月額割引や激安スマホも (2026年02月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年