ニュース
» 2004年11月26日 23時29分 公開

ツーカーS、巣鴨の街に歓迎される (2/2)

[吉岡綾乃,ITmedia]
前のページへ 1|2       

液晶なんか要らない

 開発者の「黒電話のような携帯を」という狙いは、十分に巣鴨のお年寄りにも伝わっていた。しばらく使ううちに「ああ、黒電話みたいなものなのね」と言って納得する人も少なくない。

 非常に熱心に話を聞いていたある婦人は、孫が以前使っていた携帯を持たされており「相手からかかってくれば電話に出るが、自分からかけることは全くない」と話す。使おうと思ったことは何度かあっても、いざ使おうと思うと教わったことを忘れていて、結局面倒で自分からはかけたことがないそうだ。

 携帯は難しい、と思っていたというが、ツーカーSを使ううちに興味がわいてきたらしく、「値段はどれくらい?」「この電源ボタン、電波ボタンというのはどういう意味」などと矢継ぎ早に質問していた。

「電車の中で切ってくださいと言われたらどうしたらいいの」など、いろいろ質問していた婦人。夫に電話をして、楽しそうに話していた

 一人だけ、「ツーカーSを楽しみにしていたが、機能に不満があるので買わない」とスタッフに話していた女性がいた。年齢は59歳で、PHSを所有している。話を聞くと、ツーカーSには非常に期待していたが、留守番電話機能がないために購入は見送ったという。「短縮ダイヤルがない点も惜しい」そうだ。液晶がない点は気にならないか聞いてみると、「電話をかける相手は数人しかいない。手帳を持ち歩いているからそれは気にならない」という。

 ツーカーSの無料体験キャンペーンは28日まで行われるが、27日、28日には「とげぬき地蔵尊」の名で知られる高岩寺に特設会場が設けられ、巣鴨出身で合計302歳の五人組、「ジッチャンズ」が出演するイベントが行われる。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう