au初のスライドケータイ、W22Hを試す(2/4 ページ)

» 2004年12月01日 05時22分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

 いずれも、開くことと自然に連動した動作になっている。W22Hのキーロックは閉じている場合のみ有効なので、開くことで「キーロック解除」かつ「通話開始」というのも理にかなっているといえる。

Eメール、Cメール、音声着信の通知が表示され、最後の着信がCメールの場合の表示。この状態で“開く”と、Cメール着信一覧が表示される

 メールに返信する場合、そもそも開かないと文字入力できないし、通話も開いたほうがより自然に通話できる。なお、「クローズ終話」を有効にしておくと、閉じると同時に音声通話が終了する。

 プライバシー保護の観点から着信相手の名前表示を無効にしている場合でも、アプリキー(左ソフトキー)を押せば一時的に着信表示を有効にできる。この機能だけはキーロック時でも利用できるため、発信元を確認してから開いて通話することも可能。また、音声着信時に電話帳キー(右ソフトキー)を押すことで「着信拒否」「転送」「応答保留」を即座に実行できる。液晶が常に表面を向くスライドデザインを意識して、良く作りこまれているといえる。

Photo (左)着信表示を無効にすると、音声着信時には発信元番号しか表示されない(右)右ソフトキーで、着信拒否や応答保留も行える

 気になったのはアドレス帳の作り。閉じた状態で「あ」→「か」といった行の先頭への移動と、1件ずつの移動は行えるが、「さ」→「し」の先頭といった移動が行えないのだ。左右キーとメール/EZWebキーで同じ機能が割り当てられているので、どちらか片方に違う機能を割り当てられないかと感じた。開けた状態でテンキーを使えば解決することではあるが……。

スライドスタイルが生きるカメラ機能

 カメラユニットは124万画素CCDを採用した。最大SXGA(1280×960ピクセル)での静止画撮影が可能で、昨今のカメラ付き携帯としては、ほぼ標準といえるスペックだ。QVGA(320×240ピクセル)でのムービー撮影機能や、暗所撮影用のライトなども備える。画質は荻窪氏の記事で触れているのでここでは省略し、使い勝手にフォーカスしてみよう。

 まずカメラ機能で便利なのは、横位置での「デジカメスタイル」と、縦位置での「ケータイスタイル」の使い勝手が両立していること。ケータイスタイルでもカメラユニットが上端に位置するため、指が写りこんでしまう心配がほとんどない。デジカメスタイルを採用したケータイは何かしらケータイスタイルでの使い勝手が犠牲になることが多いのだが、W22Hの場合それは感じられない。

Photo カメラユニットは背面上端。閉じたままでも、持っている指が写りこむ心配はない

 キーロック中でも、カメラの起動が容易な点も好感触。さっと開いてカメラを起動して、閉じてしまえばいい。カメラが起動している間は、閉じてもキーロックは機能しない。

 デジカメスタイルでは、左手がカメラを隠さないよう注意する必要があるが、シャッターキーは上側の右手で自然に操作できる位置にくる。ファインダー面の右側に位置するセンターキーをシャッターボタンにしても、けっこういい感じだ。こちらのほうがボタンが大きいし、ストロークもある。親指でズームとシャッター操作を兼ねられる点も大きい。筆者はこの方法が非常に気に入ってしまった。

 デジカメスタイルで、ほとんどの操作ができてしまう点も便利。

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