あなたのケータイを着せ替え――防護効果もある「まもるくん」モバイルショップ製品レビュー

» 2004年12月10日 13時39分 公開
[新崎幸夫,ITmedia]

 この世には、2種類の携帯がある。着せ替えられる携帯と、着せ替えられない携帯だ。

 P900iを筆頭とする着せ替えケータイ向けに、斬新なデザインのカスタムジャケットが発表されるたび(12月4日の記事参照)、心中おだやかでない非着せ替えユーザーもいるだろう。「オレは浮気はしない。最初に選んだカラーを貫きとおす」と強がってはみても、内心“着せ替えられたら楽しいだろうなあ”と慨嘆したことは一度や二度ではないはず。もう悩む必要はない。ウェルカンパニー製「まもるくん」があれば。

 と、熱く語るのは「まもるくんエヴァンジェリスト」であり、「ケータイチャンピオン」の称号も持つ羽田卓生氏だ(2月26日の記事参照)。同氏と一緒に製品を見てみよう。

Photo 「W21SA」をピンクに着せ替えたところ。ジャケットは、本体を防護する役割も果たす

手軽に装着可能、各色揃ったジャケット

 まもるくんは、各種端末向けに用意された携帯カバー。端末ごとに各色が取り揃えられており、好みに応じて愛機を着せ替えられる。

 今回用意したのは、羽田氏持参のWIN端末「W21SA」。まずは試しに、白(Zero White)のW21SAに“金のまもるくん”を装着してみる。装着方法はいたって簡単で、ジャケットを、カチッと手ごたえがあるまで押し込むだけ。上ブタと下ブタの2種類を装着するのだが、特に力はいらず、案外しっかり固定される。

Photo ワーイ、ゴールドセイント(黄金聖闘士)みたい。ちなみに、編集部のほかのスタッフにはこのカラーチョイスは不評だった

 まもるくんには、その名のとおり本体を防護する機能もある。おそらく、W21SAの強度は飛躍的に向上したはず。じゃあ、どれくらい本体を守ってくれるか試してみましょうか? ――「その端末、仕事で使っているやつなんで、頼むからやめてください」(羽田氏)

Photo よく見ると、側面に守られていない部分もある。あくまで軽微なかすり傷、ひっかき傷から守るためと考えるのがよさそうだ

 羽田氏おすすめは、マホガニーの色調を採用したカバー。これをW21SAの黒(Custom Black)に装着すると、高級感が出るのだという。

 「いやー、いいでしょこれ、昆虫みたいで」(羽田氏)。はたしてそれは誉め言葉なのか、という気もするが、本人が満足しているなら問題はなさそうだ。

Photo 編集部内の評価は、そこそこだった

 羽田氏は、このジャケットのスゴイところは、と言葉を続ける。

 「回転2軸構造のW21SAにも、ピッタリフィットすることです。液晶画面が表を向いている状態にして、そこにカバーをセットすることもできる。これなら、液晶の防護は万全です」

 でも、そうすると液晶の文字が読めなくなりますよね。「……なるほど、そう言われてみれば……」(同)

photo 回転2軸構造にもピッタリのまもるくん
Photo ちなみに、編集部内で一番評価が高かったのはこのカーボン調のモデルだった

 羽田氏は、まもるくんは上ブタだけ装着しても、下ブタだけ装着しても自由だと話す。「なんなら、2種類購入して上下別の組み合わせを楽しんでもいい」

 なるほどそうかと、別の色を組み合わせてみる。

Photo で、できたのがこれ

 編集部内の評価は……これはイマイチなんじゃないか? というものだった。カラーコーディネートに自信のあるユーザーに試してもらうしかなさそうだ。

 まもるくんは写真で紹介したほかにも、豊富なカラーバリエーションが用意されている。一風変わった手触りのカバーも用意されており、生活に変化を求めるユーザーなどは、一度試してみるのも面白いかもしれない。

photo 渋い色も揃っている。個人的には、白にパステルカラーを合わせるか、黒にワインレッドのようなゴージャスな色を合わせるのがベターだと感じた

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