202万画素「νMAICOVICON」の実力は〜「P901i」:ケータイカメラ画質研究ラボ(3/3 ページ)

» 2005年02月14日 12時11分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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室内の作例

 室内編は蛍光灯下の作例から見ていこう。

 蛍光灯下で撮影。左がP901i、右がP900iVの作例

 P900iVで撮ったものを並べてみた。ホワイトバランスの精度はP901iのほうが上。ディテールのくっきり感ではP900iVに軍配が上がるが、室内のようなあまりコントラスト差がない構図ではP901iも悪くない出来だ。

 次は白熱灯下編。

 白熱灯下で撮影

 屋外作例に比べて少々ピントが甘いのは、撮影距離が近いためだろう。フォーカスが固定されているため、どうしても近いとピントが甘くなる。パンフォーカスカメラの場合、どの辺にピントの山を持ってくるかが重要なのだが、P901iはやや遠めに持ってきているのかもしれない。

 続いてロウソク灯下の作例だ。

(通常) (ナイトモード)
(ライト)

 通常モードだとシャッタースピードは0.4秒。ノイズ量と明るさを見る限りでは、あまり強い増感はかけてないようだ。ナイトモードだとシャッタースピードが1秒まで落ちる。ロウソクの灯りにもかかわらず、下地の紙が緑っぽいのは、キャンドル台が緑色のガラスだからだ。暗いところでの撮影はよくできたCCD搭載機に比べるとちょっとつらいかもしれない。

 最後は室内マクロ。

 かなり近くまで寄って撮れるのは1つの特徴。ここまでしっかり寄って撮れるのはよい。

トップクラスではないが、まあまあの画質

 初代νMAICOVICON搭載機N900iGを見たときは、νMAICOVICONの性能にかなり不安を覚えたわけだが、P901iを見て安心した。

 明らかにCMOSセンサー搭載機よりはワンランク上の画質を実現しているし、メガピクセル携帯としては悪くない出来だ。コントラストがやや低めで多少ざらつきを覚えるなど、P900iVの持っていた「くっきり鮮やか」の実現までには至らないものの、P900iのレベルは越えている。画質面では残念ながらトップレベルとはいえないが、このくらいならカメラ機能を重視して選ぶ人でもないかぎりOKだろう。

 機能面では極めてシンプル。通常モードでももう少し近距離からピントが合うような仕様であってもよかったと思う。

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