世界中の携帯が集まる「CeBIT 2005」会場で、日本の携帯ユーザーなら「おや?」と思う端末を見つけた。Sony Ericssonのブースでは、小型の携帯電話「J300i」を展示している。
J300iは、外見が国内でリリースされた小型ケータイ「premini」(2004年5月の記事参照)によく似たGSM端末。「携帯はほしいが、高機能は必要ないというユーザー向け」(説明員)というコンセプトもpreminiと同じだ。
現地では第2四半期にリリースされる予定で、価格は未定。約6万5000色のディスプレイを備え、MMSやJavaアプリに対応する。カメラはなし。説明員に「これは日本の端末に良く似ているが、関連はあるのか」と聞いてみたが、「よく分からない」という答えだった。
日本のpreminiと違うのは「着せ替え」ができる点だろう。表面と背面のカバーを外すことが可能で、別売りの「Style Up Cover」を装着すれば新しい外見の端末に生まれ変わる。会場では、いくつかバリエーションを見ることができた。日本のpreminiも、こんな仕掛けがあればさらにファンが増えそうだ。
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