米Motorolaのブースにあったのは、「Motorola Bluetooth Car Kit IHF1000」。丸みのある長方形のカーキットだ。
Motorolaの“M”マークのある中央のボタンを押せば、音声コマンドにより操作できる。最大4台を接続可能。同社はほかに、BMWと協業してテレマティクス機能を持った車載システムを設計することも発表している。
Sony Ericssonの「Bluetooth Car Handsfree HCB-300」は、同社らしいデザインが特徴だ。デモではBluetooth対応の「S700i」で電話の送受信を実演していた。
機能はベーシックだが、中央の丸いボタンは5色に光る。お父さんは緑、お母さんは赤、と各ユーザーの色を設定しておけば、コントローラのボタンで色を変えることで、どの端末と通信するかの切り替えが行える。
同端末は、コントローラ、マイク、スピーカーの3点セットだが、プロにスピーカー内蔵などの追加をオーダーすると400ユーロ弱になる。セットそのものは約150ユーロ。
「まだ着手したばかり」という韓Samsungは、確かにカーキットの展示は地味な印象。会場に展示していた「Bluetooth Carkit」は、電話を受け、最後の着信者に電話をかけるなどの基本的な機能のみ。音声コマンド機能はない。同社では今後、カーキットなどの周辺機器も強化していくようだ。
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