「M1000」独特のメニュー体系を研究する(1/3 ページ)

» 2005年04月15日 01時14分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 ドコモが発表した「M1000」はFOMA端末とはいうものの、ユーザーがこれまで抱いてきた“FOMA”のイメージとは異なるものだ。2.9インチのディスプレイを備え、ほとんどの操作はタッチスクリーンで行う。液晶画面もこれに合わせて、独特のメニュー体系になっている。

 短時間ながら端末を触ってみたので、メニュー体系をレポートしよう。

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Photo 右側面にはスライドスイッチが。これが電源ボタンだ。このスイッチを逆方向に動かして、タッチパネルの誤動作を防ぐ「ロック」をかけることもできる
Photo 左側面には音量調整ボタンと、カメラ一発起動ボタンが。ちなみに右側面にもあった細長い穴は、ステレオスピーカー穴

 まずは、上の写真を拡大して端末を確認してほしい。M1000には携帯電話につきものの、テンキーが存在しない。スライド機構もなく、写真で見えているのが端末インタフェースのすべて。パッと見で目に付くボタンは「発話キー」「終話キー」ぐらいのものだ。

 より詳しく見ていこう。端末上部には、Motorolaの「M」マークが輝いている。その両脇には、ドライブモードにワンタッチ設定できるキーと、マナーモードにワンタッチ設定できるキーが配されている。これらのボタンは、アプリでゲームをするときなどにも使うことがある。

 TFT液晶の下には発話、終話キーがあり、間には十字キーが見える。その下にももう1つボタンがあり、これはメニュー画面で「ホーム画面」(後述)を呼び出すためのホームボタンだという。

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 液晶画面のメニュー構成をチェックしよう。従来、上方に表示されることの多かった「電波感度」「電池残量」などの情報は、下部のステータス表示バーに記載されることになった。このバーには、時計、音量、Bluetooth接続状態、無線LAN接続状態なども表示されている。文字入力に利用する「キーボード」のランチャーもあるのだが、これは後で使用例を示す。

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