ドコモが発表した「M1000」はFOMA端末とはいうものの、ユーザーがこれまで抱いてきた“FOMA”のイメージとは異なるものだ。2.9インチのディスプレイを備え、ほとんどの操作はタッチスクリーンで行う。液晶画面もこれに合わせて、独特のメニュー体系になっている。
短時間ながら端末を触ってみたので、メニュー体系をレポートしよう。
まずは、上の写真を拡大して端末を確認してほしい。M1000には携帯電話につきものの、テンキーが存在しない。スライド機構もなく、写真で見えているのが端末インタフェースのすべて。パッと見で目に付くボタンは「発話キー」「終話キー」ぐらいのものだ。
より詳しく見ていこう。端末上部には、Motorolaの「M」マークが輝いている。その両脇には、ドライブモードにワンタッチ設定できるキーと、マナーモードにワンタッチ設定できるキーが配されている。これらのボタンは、アプリでゲームをするときなどにも使うことがある。
TFT液晶の下には発話、終話キーがあり、間には十字キーが見える。その下にももう1つボタンがあり、これはメニュー画面で「ホーム画面」(後述)を呼び出すためのホームボタンだという。
液晶画面のメニュー構成をチェックしよう。従来、上方に表示されることの多かった「電波感度」「電池残量」などの情報は、下部のステータス表示バーに記載されることになった。このバーには、時計、音量、Bluetooth接続状態、無線LAN接続状態なども表示されている。文字入力に利用する「キーボード」のランチャーもあるのだが、これは後で使用例を示す。
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