電子情報技術産業協会(JEITA)は6月14日、移動電話の2005年4月国内出荷実績を発表した。携帯電話、PHSを合わせた国内出荷数量は332万8000台で、前年同月比は95.4%とマイナスとなった。小幅ながら、前年割れは2カ月連続。
2Gと3Gの内訳を見ると、3G比率は66.6%となり、2005年に入ってから60%以上で推移している。2Gの出荷台数は109万8000台となり、前年同月比65.2%と大きく減少。一方、3Gは218万5000台と前年同月比で123.3%と伸びている。
一方でPHSは4万5000台の出荷となり、前年同月比は137.7%。JEITAでは「音声定額制サービスなどが需要を喚起したものと考えられる」としている。
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