「So-netブランドの携帯」登場の可能性も?

» 2005年06月23日 17時37分 公開
[ITmedia]

 イー・アクセスとソニーコミュニケーションネットワークは、イー・アクセスが導入を検討しているW-CDMAおよびHSDPA方式の通信インフラを活用したMVNO(Mobile Virtual Network Operator)の事業展開を共同検討することで合意した。

 これに伴い、So-netブランドの携帯電話が登場する可能性も取りざたされている。一部マスコミが「So-net会員を中心に携帯加入者を募り、So-netとして携帯電話サービスを提供する計画がある」と報じたが、ソニーコミュニケーションネットワーク側は「否定はしない」と微妙な回答をしている。

 「ブロードバンドと合わせて、モバイルサービスも重要な事業になると位置づけている。もっとも現段階では何も決まっておらず、どこからそういった話が出たのか不明だが」(ソニーコミュニケーションネットワーク広報)

 イー・アクセスは携帯電話事業で“インフラ屋”の役割を担う構想を示しており、その上のレイヤーではニフティ、トーカイ・ブロードバンド・コミュニケーションズとMVNO契約を検討している(6月2日の記事参照)。MVNO事業者がどのようなサービスを提供するか不明だが、So-netは「単なるモバイルデータ通信サービス」にとどまらない可能性を示唆した。

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