YOZAN、WiMAX事業でIRIグループなどと資本提携

» 2005年07月26日 23時42分 公開
[ITmedia]

 YOZANは7月26日、WiMAX事業の共同推進を目的とし、インターネット総合研究所(IRI)グループのIRIユビテックと業務、資本提携を行うと発表した。IRIユビテックの技術力をYOZANのWiMAXサービスに生かすという。

 7月29日付けで、IRIがIRIユビテックの発行済株式総数のうち1.31%をYOZANに譲渡する。また同日、YOZANの株式の16.89%を保有するSandringham Fundが、1.52%に相当する分をIRIに譲渡する。IRIユビテックは既にYOZANのWiMAXフィールドテスト(5月26日の記事参照)に参加しており、今後結びつきを強くするものと見られる。

 YOZANはまた、沖縄でページャ、ADSL事業を展開する沖縄テレメッセージへの出資も発表した。沖縄テレメッセージの第3者割当増資に応じ、1800株を9000万円で取得する。これによりYOZANは、沖縄テレメッセージの発行済株式総数のうち37.5%を占める株主になる。またこれに加え、新株予約権付転換社債も1億1000万円分を取得する。

 同社はこの出資を通じて、「沖縄と周辺の離島地域でWiMAXの無線ブロードバンドサービスの提供を行い、医療、娯楽等、生活に密着した情報サービスを提供するインフラを整備する」とうたっている。

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