「おサイフケータイ」と「Suica電子マネー」の共通インフラ構築

» 2005年07月28日 16時19分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモとJR東日本は、NTTドコモが今後立ち上げを予定している“おサイフケータイ”の新クレジットブランドと、JR東日本が推進しているSuica電子マネーサービスの、双方の決済手段が利用できる共通インフラを構築する方向で検討を行うと発表した。両社は今回の合意に基づき、2005年中の確定契約の締結を目指すという。

 また、ドコモとJR東に加え、システムインフラを構築するNTTデータと3社で組合を設立。Suica電子マネー導入企業に対し、電子マネーの利用額に応じた手数料を収受したり、導入時の初期投資資金を提供することを発表した。組合設立に際しては、8月1日に施行予定のLLP(Limited Liability Partnership、有限責任事業組合)法を活用する。出資額は各社4億円ずつで合計12億円となる。

ドコモのおサイフケータイクレジットと、Suica電子マネーの両方で使えるリーダー/ライター

 JR東日本とドコモ、Suica電子マネーとおサイフケータイのクレジット機能の両方に対応した共用読み取り端末(リーダー/ライター)を仕様策定し、共同で開発していく。エンドユーザーのカードや携帯を読み取ったときに、それがSuicaであるか、おサイフケータイクレジットであるかを判定し、各決済システムとを接続する共通利用センター(仮称)も構築する。

 電子マネー導入企業、店舗にすれば、共用読み取り端末を1台導入することでシステムに対応できるようになり、2台導入する場合と比べてコスト減が見込める。ユーザーにしても、リーダー/ライターが一本化されれば利便性向上が期待できる。

 NTTドコモが立ち上げ予定のクレジットサービスは、大きく分けて2種類ある。1つは、他社クレジットカードが、おサイフケータイ上で利用できる仕組みであり、もう1つは、ドコモ自身が新しいクレジットカードブランドを立ち上げて運営するというものだ。今回発表したシステムでは、2種類両方のクレジットサービスに対応するという。

Photo

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月12日 更新
  1. 「折り目があります」――Apple初の「iPhone Duo」実機画像がSNSで物議、高価ゆえにガッカリか (2026年09月10日)
  2. NHK受信料未収で宿泊事業者に1140万円請求 「どうしてもご理解いただけなかったため」民事訴訟提起 (2026年09月10日)
  3. 折りたたみ「iPhone Duo」を触って実感した“Appleらしさ” 現地からファーストインプレッション (2026年09月11日)
  4. 「iPhone 18 Pro」は何が進化した? 「iPhone 17/17 Pro」とスペックを比較 全て20万円超えの価格が悩ましい (2026年09月10日)
  5. なぜ? カーナビが「NHK受信料」対象になるワケ 課金されるケースと徴収を免れる方法 (2025年04月15日)
  6. Apple初折りたたみ「iPhone Duo」ついに登場――耐久性から価格まで、気になる疑問FAQで解説 (2026年09月10日)
  7. iPhone 17 Proの背面ガラスがバキバキに 約2.8万円の修理代、「クレカの付帯保険」に助けられた話 (2026年09月11日)
  8. 「iPhone Duo」と「Galaxy Z Fold8」のスペックを比較 薄さと機能性、約9万5000円の価格差をどう評価する? (2026年09月11日)
  9. 2026年度末の「Suicaエリア統合」 気になることをJR東日本に聞いてみた (2026年09月11日)
  10. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー