KDDIは8月31日、「CDMA 1X WIN」の料金プランを11月1日から改訂すると発表した。「プランLL」を除く各プランの基本料金が値下げとなる。
プラン名 | 改訂前基本料金 | 改訂後基本料金 |
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プランSS | 4095円(1050円) | 3780円(1050円) |
プランS | 5145円(2205円) | 4935円(2100円) |
プランM | 7245円(4410円) | 6930円(4252円) |
プランL | 1万500円(6930円) | 9975円(6615円) |
通話料は従来と変わらない。また基本料金の値下げに伴い、無料通話分も減少する。
併せて11月から、CDMA 1X WINの年間契約型長期利用割引である「年割」を改訂。従来は6年目を過ぎても割引率が変わらなかったが、7年目以降11年目まで割引率を拡大する。
年数 | 割引率 | 年割+家族割(現行→2006年2月) |
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1年目 | 15% | 36.25%→36.5% |
2年目 | 16% | 37%→38% |
3年目 | 17% | 37.75%→39.5% |
4年目 | 18% | 38.5%→41% |
5年目 | 19% | 39.25%→42.5% |
6年目 | 20% | 40%→44% |
7年目(改訂) | 21% | 40.75%→45.5% |
8年目(改訂) | 22% | 41.5%→47% |
9年目(改訂) | 23% | 42.25%→48% |
10年目(改訂) | 24% | 43%→49% |
11年目(改訂) | 25% | 43.75%→50% |
また年割と家族割を組み合わせた場合の割引率も変更する。従来は、基本料金に対して「年割」の割引率を掛け、結果に対してさらに「家族割」の割引率を掛けて計算していた。2006年2月からは、年割+家族割の割引率をあらかじめKDDIで決定して適用する。従来よりも若干割引率がアップしているが計算式は公開しない。6年目で44%割引、11年目以降は50%割引となる。
NTTドコモは11月1日から新料金プランを導入し(7月29日の記事参照)、長期利用割引である「いちねん割引」についても従来上限が5年目だったものを10年に引き上げる計画(7月29日の記事参照)。KDDIも、同じタイミングで似た料金改訂を行うことで、競争力を維持したい考え。
今回の料金改訂は、いずれもWIN端末が対象。1X向けプラン・割引率には変更はない。
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