MUSIC PORTER Xは、端末デザインにデザイナーが関わったという。「ニューヨークのクラブシーンで流行りのスタイルに仕上げてもらった。例えば側面の(ややでこぼこした)質感にしても、重厚感のある“石”のような要素を取り入れている」
スライド型の端末デザインで目につくのは、中央の十字キーまわりに「早送り/早戻し」「音量調整」とおぼしき記号が表示されていること。クリアキーは十時キーの下に配置されている。
説明員によれば、音楽再生中にミュージックプレイヤー画面から通常のメニュー画面にすぐ戻るためのキーも用意されているとのこと。「側面のキーから、メニュー画面を呼び出せる」
ミュージックプレイヤーの機能面では、まずATRAC3、ATRAC3plus、MP3、AACの各楽曲フォーマットに対応した点が特徴になる。「ATRAC3ならpreminiなども対応していた。しかしATRAC3plusやMP3にまで対応したのは、ドコモ端末としてはMUSIC PORTER XとMusic Porter IIだけだ」。約20時間の再生時間も、音楽端末としてポイントだ。
ミュージックケータイというと、「Bass」「Rock」といった音響効果を備える端末もあるが、この点はあまり重視していないという。「まだ開発中なので分からないが、(音響効果を)何段階で変えられるように……というのは、それほど考えていない」。それよりも、楽曲保存に特徴があるようだ。
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