10月26日、東京ビッグサイトで「WPC EXPO 2005」が開幕した。携帯電話関係では、今回の目玉はウィルコムブース。会場入り口付近に大きなブースを設け、数多くの“未発売”新端末を展示している。
新型音声端末4機種──「WX310J」「WX310SA」「WX310K」「WX300K」をはじめ、PHSモジュール「WILLCOM SIM」を使った「TT」「DD」、さらにWindows Mobileを搭載したPDA型端末「W-ZERO3」まで展示している。特にW-ZERO3に触れるために長い列までできており、開幕早々、最もにぎわっているブースとなっている。
KDDIブースでは、「ワンセグ」対応端末を含む冬モデルを一挙展示している。ワンセグ対応端末「W33SA」は、試験放送を受けて実際に視聴でき、データ放送を含めた動作を試すことができる。プッシュ・ツー・トーク技術を使ったメッセージングサービス「Hello Messenger」もデモを行っており、多くの来場者でにぎわっていた。
一方で、今回のWPC EXPOにはNTTドコモとボーダフォンは出展していない。ドコモは902iシリーズ6機種を発表したばかりだが、一般に触れる機会はもう少々先になりそうだ。
またNEC、パナソニック、シャープなどがブースを設けているが、手に持って触れる902iシリーズの姿はない。パナソニックブースにだけはケース内に「P902i」が参考展示されている。
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