ボーダフォンは、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)向けに携帯回線を貸し出す事業に積極的に取り組む姿勢を表明した。都内で開催された会見で、同社のビル・モロー社長が話した。
それによると、ボーダフォンは現在ISPやコンテンツプロバイダ、CATV事業者などを含む30社程度と交渉を進めている。今後2年以内に、そのうち10社程度と手を結ぶ考えだという。サービスは早ければ、来年度上期の終わり以降に始まる見通し。
MVNOとして移動体事業を展開する例としては、最近ではCATV最大手のジュピターテレコムがウィルコムと提携を発表した事例がある(10月27日の記事参照)。
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