写真で解説する「W41K」

» 2006年01月19日 20時50分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

 カメラと音楽機能にフォーカスした「W41K」は、「携帯に先進性を求める10〜30代の人々」をメインターゲットに据えた端末。機能とともに端末デザインで先進性を表現したという。

 一見、サブディスプレイがないように見えるが、着信時や音楽再生時には、つややかな鏡面仕上げの背面越しに有機ELの文字が浮かび上がる。フチには6つのLEDがレイアウトされ、こちらも着信時に光ってフラットな背面のアクセントになる。

つややかな背面が印象的な「W41K」。EZナビウォークは、声de入力に対応しており、電子コンパスも備える


背面のフチには、着信時や通話時などに6個のLEDがリズミカルに光る「ネオンウェーブ」を装備


音楽再生時には、背面に曲名やアーティスト名が表示される。時計もさまざまなデザインのものがプリセットされる

さまざまな使いやすさへのアプローチ

 使いやすさや楽しさにつながるさまざまな機能を取り入れているのもW41Kの特徴だ。音楽機能では充電台にウーファーを内蔵し、迫力の重低音で音楽を聴けるようにした。「充電台に端末を置いて音楽を再生すると、端末自体のスピーカーとウーファーの両方から音が出る。ウーファーは低音部分を補完する役割」(説明員)

鏡面仕上げのフラットな背面に浮かび上がる文字(左)。AF付き317万画素CMOSカメラは底面に装備(中)。ウーファーを搭載した充電台。「500円玉サイズで厚さ1.5ミリのスピーカーが入っている」(説明員)。製品にはマイク付きリモコンが付属する

 カメラは底面に、少し傾いた角度で付けられている。端末を開いたときにメインディスプレイとレンズの角度が同じになり、被写体にアングルを合わせやすくなる。シャープがドコモ向けの「SH700i」に取り入れた「10゜Slant Camera」に似たアプローチだ。

少し傾いた位置にカメラを装備。赤外線ポートの下には、撮影時に指をひっかけて安定させるためのくぼみもある


レンズ周りにはスピン加工を、その周辺の銀色の枠はアルマイト処理を施して高級感を出した(左)。カメラはオートフォーカス機構を備え、左下ソフトキーでAFをロックできる

 手ブレ補正機能は、静止画と動画のいずれにも対応。補正はソフトウェアで行っており、複数枚撮影した画像の差異を検出し、補正して複合しているという。「原理はドコモのNECさんの手ブレ補正と同じ」(説明員)

 待受画面上に、よく使う機能やメモを貼り付けられる「ペタメモ」機能も健在。メインメニューのカスタマイズにも対応し、端末には3種がプリセットされる。「(EZボタンの長押しでアクセスできる)メーカーサイトで、新しいメニュー画面を提供する予定」(説明員)

受信したメールのタイトルや本文を解析して、内容に対応するアイコンを表示する「エモーションメール」も搭載。新たに編集機能が追加され、任意の言葉に好きなアイコンを設定できるようになった


3色のボディカラーに対応するメニュー画面をプリセットした


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