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» 2006年02月21日 11時20分 公開

スペインでGlobal NAVITIMEを使ってみたけれど……モバイル編集部、ただいま取材中

[後藤祥子,ITmedia]

 スペインで開催される3GSM World Congress 2006に行くことが決まってからというもの、結石で救急病院に運ばれ、インフルエンザに倒れ……と、なぜか病気続き。出発直前まで体調が戻らず、準備もままならないままバタバタとスペインに向かうことになってしまいました。

 普通なら事前に地図を入手して、ホテルから会場までの交通機関や位置関係を下調べするのですが、それもできないままの出発。方向音痴の私にとっては不安きわまりない状態だったわけです。

 しかし、今回の出張には心強い相棒がお供してくれることになっていました。ボーダフォンのGPSに対応した3G端末「903T」です。海外でも目的地までのルートを検索できる「Global NAVITIME」に対応しており、対応国にはスペインも含まれています。

 Global NAVITIMEは現在、ハワイ、米国本土、イギリス、フランス、ドイツ、香港、スペイン、ベネルクス3国、イタリアに対応しており、1つの国を登録するごとに315円/30日(国内対応のNAVITIMEユーザーは210円/30日)の料金がかかります。

 ホテルの位置情報の登録は、メジャーなホテルならサイトで検索して選ぶだけで済み、検索して出てこない場合でも住所を入力すれば登録可能。GPS対応の903Tなら、ホテルに着いたときにその場で現在地を測位して登録できます。ホテルや目的地の位置情報、目的地までのルートの登録を日本で設定しておけるのも便利です。

 これがあれば、ガイドブックの地図をいちいち調べなくても3GSMのイベント会場までの経路が簡単に分かるだろうと、安心しきっていたのでした。

 いざ現地に到着してイベント会場までの経路を検索してみると──。車と徒歩のルートしか表示されず、地下鉄を使ったルートが出てきません。仕方なく、ガイドブックの地図で最寄り駅を調べ、ホテルから駅までのルートを表示させてみることにしました。

 しかし、ここでも問題が発生。地図がQVGAに対応しておらず、詳細を確認しづらいのです。ルート上に自分の現在地がリアルタイムで表示されれば、この解像度の地図でも携帯だけを頼りに移動できそうですが、こうしたマンナビ機能にはまだ未対応。日本では目的地までの道案内を全てNAVITIMEに頼っている私ですが、スペインでは紙の地図に軍配が上がった格好です。

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地図を最大に拡大したところ。日本のナビタイムでQVGA対応の詳細地図を見慣れているせいか、この地図では少々心許ない感じです。道を間違えても修正できるよう、もう少し目印になるランドマークをたくさん入れてほしいところです

 帰国後、ナビタイムジャパンに聞いてみると、現在、経路検索で地下鉄に対応しているのは、ロンドン、パリ、ベルリン、香港の4地域のみ。他の地域でも対応を予定しているそうですが、時期は未定。地図のQVGA対応も検討中としています。

 日本のNAVITIMEが便利なので、つい期待がふくらみすぎてしまったのですが、現状のGlobal NAVITIMEは「今後に期待」といった印象(地下鉄に対応している国ではもう少し便利に使えそうですが)。QVGA対応の地図やマンナビなど、日本と同等の機能を海外で使えるようになる日が待ち遠しいです。

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