AppleがiPhone向け最新OS「iOS 26.2」の配信を開始した。
アップデート後にブラウザアプリを起動すると、初期に設定するブラウザ(デフォルトブラウザ)を選択するよう促される。デフォルトブラウザに選択できるのは、「Saferi」「Edge」「Chrome」「Firefox」「Opera」をはじめ、12月14日時点では12種類のブラウザアプリが表示される。
各種デフォルトのアプリは「設定」→「アプリ」→「デフォルトのアプリ」から変更できる。この設定自体は以前からあるものだが、iOS 26.2では新たにアプリストアとナビアプリも変更できるようになっている。例えば、ナビアプリで「Google マップ」をデフォルトで設定することもできる。
上記のデフォルトアプリに関するアップデートは、12月18日から施行される「スマホ新法(スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律)」に基づくもの。スマホ新法では、OSやアプリストア、ブラウザ、検索エンジンなどで寡占が進まないよう、公正な競争環境を整えることを目的としている。
iOS 26.2では他に、以下の機能追加や不具合修正も含まれる。
ゲームライブラリでフィルターを使用すると、カテゴリーやサイズなどでゲームを検索できる
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