IT戦士、W41Tと愛を語る

» 2006年02月24日 02時26分 公開
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 「私、もう離れられません」――IT戦士岡田有花は、東芝製のHDD携帯「W41T」を抱きしめてこう言った。

 彼女は、ITの力で愛を取り戻そうと日夜奮闘するIT戦士。毎年クリスマスイブに、1人きりなのにホットに過ごそうとチャレンジしては、あっさり自爆している(関連:昨年の爆死記録

 そんな寂しい彼女だが、東芝のHDD携帯「W41T」と出会って真実の愛を手に入れたんだと言い出した。

 「懐の深い人なんです」――W41Tを見つめ、恋する乙女の目で言う。それ、人じゃなくて携帯ですけど大丈夫?――構わず彼女は続ける。「音楽を、入れても入れても底なしなの」

photo 加賀電子のBluetoothヘッドフォンで音楽鑑賞中。東芝のパンフレットの大塚愛さんを意識したらしいが、似ても似つかない

 W41Tはauの音楽サービス「au LISTEN MOBILE SERVICE」(LISMO)に対応しており、ダウンロードした着うたフルや、CDからリッピングした楽曲をHDDに保存可能。HDDデータフォルダに保存した場合は、2000曲が保存できる。

 「KAN様のCDを全部入れても埋まりきらないなんて」――彼女は手持ちのKANのアルバム15枚・142曲を全部入れたらしいが、それでも200Mバイト強。HDD容量のたった5%しか埋まっていない。

photo W41Tを付属のクレードルに載せ、USBケーブルをつなぐだけで、専用ソフト「au Music Port」が起動。PCとシンクロできる

 「しかも私たち、言葉がなくても通じ合えるんです。触れ合うだけで、ビビッって分かってくれるの」――彼女はボディ表面を指差して言う。

 W41Tは、電話を閉じたままでも音楽プレーヤーとして使えるよう、PCのタッチパッドなどと同じ仕組みの静電パッドを搭載した。ボディに軽く触れるだけで、音楽プレーヤーの再生・起動や楽曲スキップが可能だ。

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 「こんなに私のこと分かってくれる人、初めて」――そう言って岡田はやおら外に飛び出した。おーい、どこに行くんだー?

ちょい萌え(1):LISMOのリスに萌え

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 W41Tは、待受画面に「LISMO」のキャラクター、ウィーン生まれのリスモを使った壁紙が選べる。その中の1つ、アナログ時計の中でリスがたわむれる動画壁紙がキュートだ。

 この壁紙を設定し、音楽を再生すると、リスモが謎のダンスを踊ってくれる。ダンスは数種類あるが、岡田のお気に入りは盆踊り(右画像)。リズムにぜんぜん合ってない「クックロビン音頭」のようだが、そんなところもまたカワイイ。



W41Tで、ひとり上手

photo W41Tで撮影した公園のひとコマ。最大2048×1536ピクセルで555枚も撮影できる

 家を飛び出した彼女がやってきたのは、葛西臨海公園(東京都江戸川区)。彼女の家からは1時間ほどの距離だが、W41Tで音楽やFMラジオを聞いたりしているうちに、あっという間に到着した。

 この公園は水族館や植物園、観覧車などがあり、家族連れやカップルでにぎわっている。1人の岡田は完全に浮いているが、本人は1人でいるつもりはないようで……。

 「デートといえば、ケータイでカップルショット♪」と、W41Tを取り出して自分撮り記念撮影を始めた彼女、W41Tと一緒にデートしている気でいるようで、「たっちゃんのCCDったら、320万画素もあるんです。私には、オーバースペックかも……」と頬を赤らめだす始末。いつの間にかニックネームまでつけてる。W41「T」だから「たっちゃん」なのか? 安易すぎないか?

ちょい萌え(2):「ゴチ割」が便利

photo ゴチ割気分を試すだけのために買った2人分のハンバーガーセット。1人で全部食べたそうです

 計算機は割り勘機能付き。合計金額を人数で均等割りする割り勘だけでなく、多めに払う人、少なめに払う人を設定し、それぞれの支払額を決めてくれる「ゴチ割」機能も付いている(関連記事参照)。岡田は葛西臨海公園のロッテリアで、2人分のハンバーガーを自腹で買い、2対8で「ゴチ割」する(けど実際に払うのは自分1人)という、明らかに無意味な行動によって「ゴチになる」気分を味わっていた。



 一通り記念撮影を終えると、今度はずんずんと観覧車に向かって歩き、迷いなくチケットを買って1人で乗り込んだ。「デートといえば観覧車でしょ」と言いながら……。

 観覧車でゆっくりと空に上りつつ、またもや自分撮りを始める彼女。今度はムービー機能で何やら撮影し始めた。ストラップとして使っていたトウシバ犬の小さなぬいぐるみを動かし、ちょっと角度が……などといいながら、何度も撮り直している。W41Tは、QVGAサイズで15fpsのムービーを最大連続2時間×9本分もHDDに録画できるから、何本撮っても容量の心配はない。

完成した痛いムービー。題して「はじめてのチュウ」 ※クリックすると動画が再生されます。再生にはQuickTimeが必要です
photo 楽曲150曲弱と写真、数秒のムービーを入れても、まだ6%しか埋まっていない。W41Tの懐の深さはホンモノだ

 12回目でやっと満足のいくムービーができたようで撮影は終了。音楽機能を起動して外部スピーカーで「愛は勝つ」をかき鳴らし、「し・あ・わ・せ」とW41Tに寄り添い始めた。どこか違う世界に行ってしまったようで、もう帰って来そうにない。

 “恋する乙女”のテンションのまま、帰宅してW41Tをクレードルに置き、写真やムービーをPCに転送。PCの大画面で写真やムービーを何度も鑑賞しながらニヤけつつ、いかにも幸せそうである。

 「私、もうW41Tと離れられません……」(最初に戻る)

ちょい萌え(3):USBメモリ代わりにも

 W41Tは、USBマスストレージクラスに対応。512Mバイト分をUSBメモリとして利用できる。

 それを聞いた岡田は早速、自分のPCからW41Tに謎のテキストデータを保存。その後、編集部のPCに無差別にW41Tを接続し、そのデータを転送していった。

 データの中身はというと――「ユカタン、愛のポエム(1):たっちゃんと私」というアレゲなタイトル。「運命、だったと思う」で始まる本文には、W41Tと岡田のなれそめから“真実の愛”とやらに目覚めるまでが、ポエム風につづられている。岡田よ、ゴミのようなデータを他人のPCに入れるのはやめてくれ。お前はウイルスか。

 W41Tのマスストレージ領域は、こんな迷惑な使い方のためにあるのではない。512Mバイトもあれば、画像や音楽、作成途中のプレゼン資料など、さまざまなデータを持ち運べる。


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提供:株式会社 東芝
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年3月31日

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