レビュー
» 2006年02月27日 22時49分 公開

耳に優しくフィット──Jabraのヘッドセット「BT500」を試すBluetooth機器でハンズフリー通話

JabraのBluetoothヘッドセットBT500は、薄型ボディと耳へのフィット感に配慮したデザインが特徴。耳に装着した状態での各機能の使い勝手などをチェックした。

[坪山博貴,ITmedia]

 Jabra製の「BT500」は、耳掛けタイプのBluetoothヘッドセット。イヤーピース部以外の厚みが最大9ミリというスリムなデザインが特徴で、重さも19グラムと軽量だ。

 Bluetoothのバージョンは、1.2を採用しており、プロファイルは「Head Set Profile」(HSP)と「Hands Free Profile」(HFP)をサポートしている。HFPによる接続時には「リダイヤル」「着信拒否」といった操作も行える。満充電時の最大待ち受け時間は240時間、最大通話時間は8時間だ。

同じ耳掛けタイプのプラントロニクス製ヘッドセット「M2500」と比べてみた。BT500が非常に薄いことが分かる


パッケージにはACアダプタのほか、USB充電ケーブルも同梱される。交換可能なイヤーピースは標準タイプの予備が1つ、より深く耳穴に入り込むタイプの2つが付属する

耳へのフィット感にこだわる

 Jabraのヘッドセットはフィット感に配慮したデザインが特徴。マイクブームが耳の下から手前に伸びる形で、耳全体を包み込むように装着する。実際に装着してみると、頭にぴったりと張り付き、耳全体で支えているような印象。付けたまま走っても外れてしまうことはなさそうだ。いわゆる「フックタイプ」と比べると装着には多少の慣れが必要だが、このフィット感の高さは魅力的だ。

イヤーピース部は標準タイプはダクト部分がわずかに耳穴まで入り込むタイプ。インナーイヤヘッドフォンのように長時間の装着が辛くなるといったことはない。イヤーピース部を180度回転させると左右どちらの耳にも装着できる

 操作用ボタンなどの配置は、背面側に比較的余裕をもって操作系を配置できる耳掛けタイプのメリットを生かし、操作系を可能な限り独立させている。背面側に4つの独立したボタンが配置され、操作頻度の高いフック操作用ボタンは最も手前のマイクブーム部に装備。音量調整用の2つのボタンは手探りで操作できるように出っ張っており、ペアリング(Bluetoothの初期登録)用の独立したボタンも備える。

 音量調整ボタンは単に押してしまうと耳全体を押してしまうだけになってしまうが、中指と親指で挟み込むようにして操作すれば耳や頭に負担はかからない。フック操作用ボタンもマイクブーム部をつまむように操作できる。

操作部はマイクブームから背面にかけて配置。右からフック操作、電源コネクタ、ペアリング、音量ダウン、音量アップの順に並ぶ。かなり余裕をもった配置だ


インジケータ部分は装着時にさほど目立たないのもメリット。電源オン/オフ時には高速点滅、待受時にはバッテリー容量低下時には赤く点滅、満充電時には緑に点灯、ペアリング動作時には青色に点灯し、色や光り方で動作状態を把握できる

プロファイルのペアリングを使い分けが可能

 また便利なのはヘッドセットプロファイルとハンズフリープロファイルのペアリングを使い分けられることだろう。ペアリングボタンを短かめに押すとハンズフリープロファイルで、長めに押すとハンズフリープロファイルでペアリングされる。

 携帯電話などでヘッドセットプロファイルとハンズフリープロファイルの両プロフィルをサポートする場合、より多機能なハンズフリープロファイルで自動的に接続されてしまうことも多いが、本製品では強制的にヘッドセットプロファイルで接続することもできる。

 ただ、W21Tなどのようにハンズフリープロファイルしかサポートしていない場合に、ペアリングボタンを長めに押ししてペアリングを開始すると、サポートされていないデバイスとしてペアリングを拒否されてしまうので注意も必要だ。

 この点についてはマニュアルにも記述がないのだが(日本語以外のページでも見つけられなかった)、100%の再現性があった。それでも自動認識しかできないタイプと比較すれば少なくとも相性問題は回避しやすいはずだ。

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