エレクトロニック・アーツは4月19日、「2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会」の携帯アプリを3キャリア向けに配信すると発表した。これに伴い、タレントの眞鍋かをりさんをゲストに招いて報道発表会を開催した。
エレクトロニック・アーツは4月27日に、プレイステーション 2やXbox 360、PC向けにも「2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会」のゲームを発売する予定。携帯アプリはこれよりタイミングが少し遅れて、5月にリリース予定だ。ドイツ大会に出場する32カ国の代表チームが、すべて実名で登場するのが特徴で「ドイツ大会を完全再現できる唯一の公認サッカーゲームアプリ」(同社)という。
トークショーに登場した眞鍋かをりさんは、サッカーとの関わりを紹介。サッカースタジアムもある横浜に住んでいたため、日韓共催の前回大会もその盛り上がりを間近で見られたと振り返る。「全然知らない通りすがりの人同士で、(ひいきのチームの勝利を)喜んだりしていた。日本でもこういうことがあるんだな、と思いました。今回は、『知ること』が楽しむ秘訣だと思うので(サッカーの知識を)勉強してから楽しみたい」
会場のスクリーンでは、コンソールゲーム版のゲームで実際にワールドカップ決勝をシミュレーションしたVTRが放送された。ちなみに対戦カードはイングランド対ブラジル。オーウェン選手がスルーパスに抜け出してループシュートを決め、アドリアーノ選手が豪快なシュートを決め……というシーソーゲームの末に、ベッカム選手が直接フリーキックを決めて勝ち越すという劇的な展開。この映像を見た眞鍋さんは「ゲームであることを忘れて、軽く感動してしまいました」(笑)
注目している選手は誰か、という質問に眞鍋さんは「ベタベタでいいですか?」と断りを入れてから、イングランドのベッカム選手の名前を挙げる。「さっきの映像でも出てきたけど、カッコイイですね」。もう1人を挙げるとしたら、との問いにはジダン選手だという。
「前回大会では、(予選を通過できず、自身もさほど活躍できないという)残念な結果になった。有名な選手だからもうちょっと活躍するかと思ったんですが……」。ちなみに、フランスといえば眞鍋さんは最近“1人フレンチ”、つまり1人でフランス料理を食べにいくという行為にはまっているとブログで明らかにしている。「フランス代表が活躍したら、フランス料理のレストランも混むんですかね?」
ちなみに、司会者から「ロナウジーニョの名前の由来を知っているか」(答え:小さいロナウド)という、サッカーファンの間ではかなり有名な話題には答えられなかった眞鍋さん。ただしドイツのゴールキーパーであるカーン選手が正ゴールキーパーではなくなりそうだ……という話題は知っており、サッカーを勉強したいという意欲が本物であることをうかがわせた。
携帯アプリの料金は1ダウンロード525円。アプリへのアクセスは、iモードが「メニューリスト」→「スポーツ」→「サッカー」→「FIFAワールドカップ」、EZwebが「カテゴリで探す」→「スポーツ」→「サッカー」→「FIFAワールドカップ」、ボーダフォンライブ!が「メニューリスト」→「スポーツ」→「サッカー」→「FIFAワールドカップ」。
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