ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ初の70xi端末「SO702i」(5月11日の記事参照)は、70xiシリーズ最小とうたうコンパクトボディと、表と裏を着せ替えできる「デュアルスタイルパネル」の採用が特徴となる。
ターゲットとするのは、「20代の女性や若者層全般」だと説明員。「これまでのソニー・エリクソン端末は、デジタルギア系のイメージが強かったが、SO702iではコンパクトさと着せ替えで、そのイメージを払拭する」(説明員)と話す。
ベースとなるモデルは「SO902i」(記事一覧参照)で、ここからFeliCaやプッシュトークなどハイエンドモデルの共通機能を省いたという。そのため、ユーザーインタフェースやアドレス帳などの基本機能は、SO902iと同じものとなる。なお「チップセットもSO902iと同じものを搭載している」(説明員)ことから、操作に対するレスポンスもキビキビしていた。
デュアルスタイルパネルはButterfly、Curve、Mooseの「NORDIC STYLE」、City、Flower、Stripeの「LONDON STYLE」、Arare、Koi、Tsukiyoの「JAPAN STYLE」の、全9種類がラインアップされ、それぞれソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズのスウェーデン、ロンドン、日本のインハウスデザイナーたちがデザインした。
底面のデュアルスタイルはリアカバーを兼ねており、指で押しながらスライドさせると取り外せる。背面パネルは端末先端部にある着信ランプが取り外しボタンを兼ねているため、ここを押し込むと外れる仕組みだ。
デュアルスタイルのパッケージにはQRコードが付いており、サイトにアクセスすると、カバーの柄と同じテイストの待受画面やメニュー画面をダウンロードできる。
メールの頻度が高い若者層を意識して、ダイヤルキーの形状にも配慮。コンパクトなエリアの中で、キー面積を大きめにとり、ボタンを凸形状にすることで押しやすくしているという。端末には、PostPet関連のアイテムが多数プリセットされており、女性ユーザーのハートをつかみそうだ。
カメラはアウトカメラが130万画素CMOS、インカメラが11万画素CMOS。ディスプレイは屋内外でも見やすい400カンデラの2.2インチ26万2144色表示のTFT液晶(QVGA)を採用した。外部メモリスロットはメモリースティック Duo、メモリースティック PRO Duo対応で、最大2Gバイトのメモリを利用できる。
機能 | 対応 |
---|---|
電話帳預かりサービス | × |
おまかせロック | × |
バイオ認証 | × |
着うたフル | × |
通話からのテレビ電話切り替え | ○ |
QRコードリーダー | ○ |
自動時刻補正 | × |
iアプリ容量 | 230Kバイト(本体:30Kバイト/スクラッチパッド:200Kバイト) |
キャラ電 | ○ |
FOMAプラスエリア | ○ |
音楽再生(ノンセキュア) | ノンセキュアAAC(iモーションで再生) |
音楽再生(セキュア) | × |
セキュリティスキャン | ○ |
赤外線通信 | ○ |
Bluetooth | × |
日本語入力システム | POBox |
Suica | × |
トルカ | × |
ミュージックチャネル | × |
メールの圏内自動送信 | × |
着メロ和音数 | 128和音 |
ポケベル入力 | × |
バイリンガル | ○ |
外部メモリの最大対応容量 | 2Gバイト(メモリースティック PRO Duo/メモリースティック Duo) |
OS | Symbian |
カメラのオートフォーカス | × |
マクロ切り替えスイッチ | ○ |
コンテンツの外部メモリ移行 | × |
着もじ | × |
プッシュトーク | × |
3G国際ローミング | × |
デコメール | ○ |
フルブラウザ | × |
iチャネル | ○ |
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