防水モデルということもあり、雨の中で利用したりするケースも考えられるが、残念ながら端末にイヤフォンやイヤフォンマイクなどを付けた状態では防水にはならない。イヤフォン端子のカバーを開けて使用する必要があり、ここから浸水してしまうからだ。
せっかくの防水モデルなのだから、こういうところでも防水性能がほしいところ。しかしイヤフォン端子まで防水仕様にすると、かなりコストがかかってしまうため、なかなか難しいようだ。
例えば「D902iS」のように、末尾に「i」や「iS」が付くモデルは、ラインアップの中核を成す主力端末だ。「i」はiモードに対応していることを表し、基本的にはほぼ全機種に付いている。「S」は、その前に出たxxxiシリーズのモデル(この例では「D902i」)の後継機という位置づけで、「Second Edition」という意味もある。
一方、「SO902iWP+」の末尾の「WP」は「Water Proof」の略で、端末の機能そのものを表している。例えば「P901iTV」の“テレビ”や「N701iECO」の“エコロジー”といった機種と同様、シリーズを表すものではなく、企画端末に個別につけられた型番だ。
携帯で写真を撮るユーザーの中には、保存やサムネイル表示に時間がかかる点に不満を持っている人も多い。SO902iWP+は、ドコモによれば水中での撮影はできないということだが(5月16日の記事参照)、カメラ機能のレスポンスについての質問も多かった。
そこで写真を撮影した後、「保存」を押してから保存作業が終わるまでの時間を、実際に評価機を使って計測してみた。「sQCIF(128×96)」の「STD」モードでは、写真の保存に約4秒かかり、その画像を展開するのに約1秒を要した。「1.2M(1280×960)」の「STD」モードで撮影した写真は、保存に約10秒、展開に約4秒弱かかった。
※今回の検証は、発表会で展示されたデモ機で行っており、製品版では仕様が変わる可能性もあることをご了承いただきたい。
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